自分が優れていないのは立派な恥
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どろだった
本日の集合場所は木の葉の門
昨日、先生から里の外へ出るため弁当を作って持ってくるようにと言われ用意した
ちなみにイカリはシュロの分を作って、オレは先生とナルトの分を作った
ナルトも弁当持って里の外に出るらしい
・・・あれ、なんか引っかかるぞ
「それでは今回の任務は久々Cランク
暗殺でございます」
「待て待て待て!
確かにオレらは大丈夫だけどな!?」
シュロが叫んだ
イカリはオレを見てから目をそむけた
そうだ、暗部だったシュロと血霧時代を生きたイカリは暗殺は慣れたものだ
裏社会科見学も、オレとは違いすぐに調子を取り戻し、怯える演技までして見せた
拷問される側のオレは・・・ダメだった
血の匂いは平気でも、あの痛みが降りかかっているのかと思うと眩暈が起きた
この班の不安要素はオレ
「その任務オレがする!イカリとコンはそのサポートを?「今回の任務はすべてコンにさせる」
ッ!」
先生がオレと向きあう
「血の匂いに慣れても肉が潰れる感覚に慣れていても殺したことは、ないだろう?」
殺しなさい、感情も想いも全て殺しなさい
戦乱の時代に生きるしかなかった先生の言葉は、とても、重かった
「それでは出発する
ターゲットは波の国に滞在している、ガトーという男だ
何、心配いらん、大名などと比べれば警備も薄いしな」
「・・・オレ、この爆弾発言に泣けばいいのか笑えばいいのかわからない」
本当にこの人馬鹿だよ
「コン、気を強く持つんだ頼むから」
哀れむんじゃねー
「え、何、何の話?」
「あれ?シナイちゃん?」
「コンがいるってば!」「・・・イ、イカリ・・・っ」「仲良しトリオ!?」
自分の発言を理解していないだろう先生の背後から第七班、原作主人公組と老人が現れる
先生を三人で囲み、彼女の耳元で呟く
(シナイちゃん先生、波の国、七班で思い出すことは?)
(あとガトーね)
(制限時間は三十秒ですよ)
「・・・あ、原作・・・」
(気づいてなかったんかい!)
(だってもう60年たってんだもん・・・)
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限りなくBに近いCランク
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