暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
九校戦編〈上〉
久々の旧友×それぞれの調整と創造
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驚きだな、あの時は覚醒してなかったはずだぞ」

「あの時から既に覚醒してたようなのよ、私も最初は驚いたけどね。葉山忠教というから、私もまさか?と思ったら大当たりよ。それも四月の事件後、一真さんが帰った後に私に申告したのよ」

「忠教・・・・確かに我が部隊にいたな。国連軍ではなく次元パトロール隊の第1課にいた者のはずだぞ?この外史には第0課しかいないはず」

この外史には第0課のメンバーしかいないと思ったが、今回は違うようだった。今回は第1課から第10課のメンバーの内少数がこの外史にいる模様で、もしかすると俺の知らないところでやっているんだと思った。それしか考えられないからだ。そんで葉山さんじゃなくて忠教は、記憶としては原作の正史にて本来の主人公を裏からバックアップ予定が何かのバグでこちらに来たんだと言っていた。ま、それしか考えられないが、他の四葉家で執事をやっている花菱と青木はこの外史の住人らしい。あと四葉本家女中と四葉本家少年執事もな。

「しかし今回の外史はただでさえ記憶共有者が多いのに、他の課から来た者までいるとはさすがの俺でさえ驚きだぜ」

「四葉家本家は、私とお姉様が覚醒した時と同じ場所よ。旧長野県との境に近い旧山梨県の山々に囲まれた村行き専用地下トンネルがあるから、昔より行きやすくなったわね。黒羽家は静岡県浜松市住まいだからか、今はあまり会ってない状況よ。『でも私達には脳量子波で会話できるからか、たまに貢や亜夜子ちゃんと文弥君も会話に入って来る時もあるわ』だからたまに一真さん達を呼んで交流会をしましょうと企画しているわ」

「納得した。葉山さんも同じ境遇なら、対ドウター戦に関しても知識を持っているはずだ。霞ヶ浦基地(茨城県南東部)に到着してからも葉山さんと呼ばせて頂くさ」

そう言いながら高速を通り、軍基地専用のトンネルに入ってから霞ヶ浦基地前にある関所に風間少佐にお呼ばれされた織斑一真だと名乗るとすぐに通してもらった。そして駐車場に車を停めてから俺達はある建物前にいる風間少佐と関係者4名がいた。風間玄信少佐(隊長)・山中幸典軍医少佐・真田繁留大尉・柳連大尉・藤林響子少尉がお待ちしていたようだった。約束時間十分前に到着したが、俺らの時は約束時間の十分前にはお出迎えするんだと俺が教え込んだからだ。

「織斑一真と関係者9名を連れて来た、久しぶりだな風間少佐と皆さん」

「昨日振りとはいえ、お久しぶりです一真さん。会話はこの先にある会議室で話しましょう、では皆さんこちらへ」

建物に入る前に軍関係者だと言う証明書を久々に首にぶら下げてから、先頭に風間少佐と俺、後ろには藤林少尉達四名がいる。その間には深夜達だが、やはりというか女性陣は露出度高めなのかとても目立つなと思いながら進んだ。この基地は主に国防陸軍第一○一
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