九校戦編〈上〉
織斑家での祝杯×玄信との秘匿通信
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べた俺達。
「改めて九校戦メンバー入りおめでとう!」
『おめでとうございます!』
「ありがとう。深夜、穂波さん、深雪、蒼太、結衣、沙紀」
とマグカップで乾杯をしてから、ケーキを食べていたらエンジニアについての技術についてだったが、あれは俺の技術を隠すための思いつき技術。リンクシステム何て存在しないし、俺のCAD調整する時はゼロがいないと調整不可能。それにキーボードを1秒で数十から数百を打っているので、数分で終わらせる事が出来た。
「それにしても映像で見たけど、まさか精神干渉系統を使って幻術を見させている間にキーボードオンリーで数分処理をするとはね。真夜から聞いたけど凄いわね」
「精神干渉系統は何も相手の精神を壊すだけではないからね、見ている者全員に幻術をかけるのは烈が手伝ってくれたおかげさ。俺一人ではできなかったからな」
「九島老師のお陰でまだ一真様の技術を隠せたのですから、あとでお礼をお贈りした方がよろしいでしょうか?奥様」
俺は別に送らなくてもいいのでは?と言ったがこのくらいしないと気が済まないと言って、タブレットにあるカタログを見ていたのだった。リビング兼ダイニングルームにはテレビ電話のような大画面がある。これについては前にも説明したが、調査した物を閲覧したりといろいろと便利であるけど。あとは秘匿回線以上の独自回線でトレミーと月中基地にあるヴェーダにアクセスできる。情報を閲覧するときはヴェーダ直結で見ている。
現代は電「話」機ではなく電「影(映)」機ではないかと、実にどうでもいい議論が行われているそうだが、俺達は普通に電話機か電話と呼んでいる。深夜達がカタログを見ていると電話が鳴ったので、俺が出てみるとカーテンが閉まり室内が暗くなった事で深夜達もこれは秘匿通信だと気付いたようだったので画面を見たのだった。
『お久しぶりですな、織斑少将。おっと皆さんもいるとは思いませんでしたな』
「久しぶりとでも言っておこうか、玄信。いや風間少佐殿」
俺はそう言った後に皆それぞれ久しぶり〜という風に軽いなと思いながらだったが、俺はそのまま画面の前に立っていた。
「私達は撤退した方がよさそうかしら?」
『深夜さん達もいてくれると助かりますが、用件はそちらと大きく関わる事なので』
深夜達がそう言ったら深夜達にも関係がある事か、もしかしてサード・アイやIS関連かな?と俺は思ったので深夜達はそのまま座っていて俺だけ立っていたけどね。
「リアルタイムで話すのはいつ振りかな?それとも敬語にした方がいい?」
『いやそのままで結構ですよ織斑少将、リアルで話すのは三ヶ月振りですな。それとこの通信はトレミーを経由させているから問題ありません』
「なるほど、では俺らは玄信と呼ぼうか。そ
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