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東方最速記
ププローグ
人里へ
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霊夢「仕事といっても雑用をしてくれればいいわ、家事とか」

荒木「つまりは家政夫ってことだな」

霊夢「そうね、その間私はこたつでまるまってるから」

荒木「ああ」

(賽銭箱が空の理由が一つ分かった)

霊夢「んじゃ、さっそくだけどおつかいよろしく〜」

荒木「どこまで行けばいいんだ?」

霊夢「人里で今夜の食材をお願い」

荒木「え〜っと、人里ってどこにあるんだ?」

この世界の事はよくわからない

霊夢「ほい地図、街道以外は妖怪が出るから行かないようにね」

荒木「妖怪が出るのか」

最近の小学生はなんでも妖怪のせいにするらしいな

霊夢「ええ、ほいほいでるわよ、私妖怪と案外仲良いし」

荒木「それは...すごいな」

霊夢「とにかく、街道以外通らないようにね?」

荒木「了解」

そういって俺は神社を出た

博麗神社の参道は整備されてなく、やっと歩けるレベルだった

荒木(こりゃ参拝客はこないな)

この世界は自然がまだ残っていて、見たこともない鳥や虫が生き生きと生活していた

まだ自分が別の世界にきたことの実感はない

だが、あの巫女の言う事は本当だろう

そう直感が湧いた

5分ほど歩くと民家が立ち並ぶ村のような場所についた

ここが人里らしい

今は買い出し時らしく

主婦以外にも大工の男達も買い物をしている

建物の作りは江戸時代後半から明治初期のようなつくりだ

やはり現代のような建築物は見つからない

やはり別の世界だ

八百屋のおっちゃん「おっ、見ない顔だねぇ、どこのもんだい」

荒木「現代からこっちの世界に飛ばされたから霊夢のとこに居候することになった」

八百屋のおっちゃん「そうか、今日は何の用だ?」

荒木「ここに書いてあるものを頼む」

八百屋のおっちゃん「おっ、毎度ありぃ」

荒木「魚屋ってどこにあるか聞いてもいいか?」

八百屋のおっちゃん「ここを右に曲がってちょっと進んだところだ」

荒木「ありがとう」

人里はさほど入り組んでいるわけではなさそうだ

はじめて利用する者でも道に迷うことはなさそうである

魚屋「おっ、見ない顔だねぇ、どこのもんだい」

(さっきも同じこと聞かれたな)

荒木「わけあって霊夢の所で居候をしているものだ」

魚屋「なにか買ってくかい?」

荒木「このメモに書いてあるやつを頼む」

魚屋「毎度あり」

店主が魚を集めながら話す

魚屋「兄ちゃん、その様子だと人里ははじめてみたいだな」

荒木「ああ、はじめてだ」

魚屋「なら、慧音先生に挨拶してきな、この人里を守ってくれるいい人だから」

荒木「
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