二話
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そう言ってクラインはクレイジーボアに向かっていき…
「オウリャー」
ソードスキルを放った。
「そうそう、その感じ。」
「くう、この感覚たまんないぜ。」
「はは、それじゃあしばらくここでレベル上げをしようか。」
「「おう。」」
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俺がレベル5になるころにはもうだいぶこの世界の日は沈んできていた。
「どうする、まだやるか?」
「おう、当り前よ…といいたいところだけどよぅ…オレ、デリバリー頼んでいてそろそろ届くはずなんだ、だから一度落ちるわ。」
「俺もそろそろ、一回ログアウトしとこうかなって思ってる。」
「そっか。まあフレンド登録もしているし、なんかあったら呼んでくれ。」
「おう、じゃあまたなキリト、ジン。」
「ああ。」
「またな。」
俺とクラインはメニュー画面を表示したが違和感に気づく…
「ん?」
「おい、ログアウトボタンがないぞ?」
俺のメニューにもログアウトボタンがない。
「そんな馬鹿な、しっかり探せよ。」
「俺のにもなかったぞ?」
「メニューの一番下にあるはずなんだけど…ほんとだオレのにもない。」
「まあもう少ししたらGMから通知が来るだろ。」
「オレのデリバリーがぁ。」
楽観的にとらえている俺とクラインをよそにキリトだけなにやら深刻そうに考えごとをしていた。
「どうしたキリ…っな!?」
キリトに問いかけようとした瞬間俺の体が光に包まれた。
「ここは…はじまりの街?なんでいきなり…」
混乱している俺の隣に二つの光が出てきたかと思ったら、次の瞬間にはキリトとクラインが転移されてきた。
「どういうことだよキリト!?」
「その答えはあいつが答えてくれそうだ。」
キリトが指をさしたほうを見ると、突如謎のマークとともに血のようなものが吹き出しそれは瞬く間に巨大なアバターを形成していった。
「プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ。」
(私の世界?)
俺が疑問を感じているのと同じくキリトも同じことを思っているのか、険しい顔をしていた。
「私の名前
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