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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
六話 ネオ↑沢渡さん!だ。
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沢渡さん、あなたじゃなくて、姉ちゃんが怖いんです!

「……な、なんでもごじゃいません」

おう、恐怖のあまり噛んじゃったよ……。そんなことより、早く終わらせよう。現在進行形で僕のSAN値が削られてるんだから……。

「【手札抹殺】発動。互いに手札を全て捨て、捨てた分だけドローする。僕は八枚ドロー。よし、来た」

「ちっ、手札交換か……。」

「なるほどね。おジャマジックで手札を増やし、抹殺で交換。なかなかいいコンボじゃない。」

「そーそー。けどね、それだけじゃあ、ないよ」

真澄さんの指摘をうけ、姉ちゃんが不適に笑う。いや、嗤う……。

「手札から【トライワイト・ゾーン】発動!墓地からレベル2以下の通常モンスターを三体まで特殊召喚できる。僕は黄色、緑、黒おジャマを特殊召喚!」

「そんな雑魚揃えたところで何になる!」

どうしてこの人はこんなにも負けフラグを建築していくのだろうか?まぁ、いいや。

「チューナーモンスター【デブリドラゴン】を召喚。こいつは召喚した時、墓地から攻撃力500以下のモンスターを特殊召喚できるけど、僕の場は埋まってるから発動できない。」

「何??チューナーだと!」

ほぼ空気と化していた刃君が驚きの声をあげる。他のLDS生も同様に驚いている。

「僕はレベル4のチューナー【デブリドラゴン】にレベル2のおジャマ黄色、緑、黒の三体をチューニング!!」

デブリドラゴンは4つの緑の輪っかに分かれ、おジャマを潜り抜けると強烈な閃光が起こり、光の柱の中から白い竜が登場する。

「天よ!運命よ!事象の理よ!廻る天輪に載せ此処に結実せよ!我が決闘竜よ!五千年の沈黙を破り、光と共に降臨せよ!シンクロ召喚!レベル10【天穹覇龍 ドラゴアセンション】!!!」

白い神々しい光を放ちながら、僕の目の前へと降臨したドラゴン。ドラゴアセンションが放つ存在感でメビウスなんて霞んで見える。

「な、シンクロ召喚……だと、しかもレベル10」

シンクロ召喚コースの主席、刃さんが声にならない声をあげる。確かに僕も姉ちゃんにこのモンスターを出せれた時は同じようなリアクションをした。

「ドラゴアセンションの効果発動!シンクロ召喚した時、このカードの攻撃力は手札一枚につき、800ポイントアップする。僕の手札は七枚。よって5600ポイントアップし、ドラゴアセンションの攻撃力は8600!」

「な、は、8600だと??計算が間違っているぞ、君。」

少し焦りつつも訂正をする沢渡さん。だが、これであってるんだな〜

「いんや、これであってるよ。ドラゴアセンションの効果は攻撃力が加算される効果。けど、おジャマカントリーの効果で守備力が攻撃力に置き換わってるから、元々の攻撃力が3,00
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