村人を守れ アルトvsユウカ
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
・・・何だアレは!!?」
アルト「あれって・・・」
村人が指さす先には今朝森の中で遭遇した巨大ネズミ(アンジェリカ)が村へ向かった三人組みを乗せて、尻尾をヘリのように回しながら飛んでいる姿があった
「ネズミが飛んでる!!!」
「何だあのバケツは!!?」
よく見ると巨大ネズミは何やら多くの液体が入った大きなバケツを持っていた
シェリー「毒毒ゼリーの準備に時間がかかってしまいましたわ」
ユウカ「しかしちょうどよかった、例の魔導士どもも村に集まってる」
トビー「おおーん」
シェリー「デリオラを滅ぼさないかぎり私たちの望みは達せられないのです、邪魔する者には「死」あるのみですわ」
そのとき、バケツの中に入っていたゼリーが一滴零れる
ルーシィ「ゼリー?」
アルト「触るなルーシィ!!」
ルーシィ「きゃああ!!」
ルーシィが零れたゼリーに触れようとした時、アルトがルーシィを抱きかかえて飛んだ
ゼリーはそのまま地面に落ち、生えていた草と共に地面を溶かしてしまった
ルーシィ「ひっ!!!」
アルト「得体の知れない物に触れるな!!」
ルーシィ「ご、ごめん・・・ありがと、助けてくれて・・・」
ナツ「何だこのアブネェ臭いは」
アルト「猛毒に決まってんだろ、まさかアレをばらまく気か!?」
シェリー「アンジェリカ、おやりになって」
アルトの予想通り、毒毒ゼリーが村全体にばらまかれる
ルーシィ「こんなのどうやって防げばいいのよ!!!」
それを見てパニックになる村人たちとルーシィ
アルト「俺がやる、みんな村の真ん中に集まれ!」
そう言った後、アルトは足元から衝撃波を発し空を飛ぶ
アルト「喰いつくせぇぇぇ!!」
アルトが両手を広げる
アルト「ギルガ・ファングバイト!!」
両手から発生させた複数の牙を模った衝撃波がゼリーを噛み砕くようにして、村の端の方へ拡散させた
ユウカ「バカなっ!?あれだけの量を拡散させた!!?」
トビー「あり得ねえだろっ!!」
毒毒ゼリーの効力で村の中心以外の地面が溶けて無くなっていく
アルト「くそっ・・・破壊しきれなかった」
ルーシィ「怪我人はいないみたいだし、大したもんじゃない!」
アルト「でも・・・」チラッ
アルトが村長の方を見ると、溶けてしまったボボの墓を見て悲しんでいる村長の姿があった
村長「ボボの墓が・・・」
ルーシィ「ひどいわ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ