第6章 無限時計編
無限城へ!
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受けさせないようにしている。
「うっせぇよぉ!悪かったな、不器用なマスターで。」
マカオはワカバの言葉を聞いてそう言う。
「悪く取るなよぉ一々。」
「キナナの捜索隊は?」
マカオはワカバに尋ねる。実は数時間前に、キナナが行方不明になっていた。
「ああ、フリードの術式で数時間は持つだろうが、
まだ足取りすらつかめてねぇよぉ・・・。」
ワカバはそう説明をする。
「くそ、じれってえなぁ。俺にも何かできる事が・・・」
「マスターってのはドーンっと構えてりゃあいいんだよぉ。
ところでよぉ、ロメオが見かけねえが・・・」
「まだまだ、ガキんちょだと思ってたけどよぉ・・・」
「ああ?」
「男になってきた事はよぉ。たく、誰に似たんだか・・・。」
マカオを少し寂しそうに言う。
「少し前にウォーレンから連絡が来たな。」
「ああ。無限時計に刻まれた刻印を六魔将軍全員を倒せば消せて、
所有権を解除できて、ルーシィを救出できるんだな。」
「今のところ、グリムリーパーとレーサーが倒されたらしいな。」
ワカバとマカオはそんな会話をした。
グリムリーパーはウェンディ達によって、レーサーはミラが見事に倒したのだった。
「残るは4人か・・・。」
「しっかし、それより、まだあっちの方がかかりそうだな・・・。」
マカオはテーブルの上で作業しているレビィ達を見てそう言う。
「ああ。あの絵本だろ?」
レビィ達はコージが見つけた絵本の解読をしていた。
「どうやら、ルーシィの家で見つけた星空の鍵よりかなり厄介みたいだ。
文字に特殊な魔法をして、変な事をしたら全部消える仕組みらしいぜ。」
「フリードが気がついてくれたおかげで消えはしねえが、
他に何をするかわからんからな、慎重に進めているから時間がまだかかりそうだな。」
「1番は六魔将軍を全員倒す事がいいんだけどな・・・。」
ワカバとマカオはそう言うのだった。
一方・・・
「はぁ・・・はぁ・・・」
キナナはどこかに向かって走っていた。
キナナは最近、変な夢にうなされたり、謎の行動をしたりしている。
特に、新生六魔将軍が教会を襲撃する事が多くなったと同時に。
それにかかわるかのような古代ポタメリヤ語やウィル・ネビルについてがあるからである。
「呼んでる・・・私を呼んでる・・・!待っていて・・・!!!」
キナナはそう言うのだった。
誰かがキナナを
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