暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
82話:皆、準備はいいか!(野郎:4 女性:15)
[4/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
の乗った皿を持って現れた龍也に指を指され見てみると、右手が腹の上に乗っかっていた。いつの間に……
「まぁ、龍也の言う通りか。『働かざる者食うべからず』なんて言うしな。ほらやるぞ、カオル」
「えぇ〜、僕も〜? 課題終わらせた後だから休んでいたいんだけど……」
「じゃあお前だけ飯抜きだな」
「―――バリバリ働かせてもらいます!」
龍也に言われ、すぐに立ち上がりビシッと敬礼するカオル。そしてフォワード4人のようにダッシュで手伝いをし始める。
アイツも簡単な男だなぁ。
「お前もさっさと手伝え」
「はいはい」
なんだよ龍也、今日はイライラしてるな〜。
そう思いながら立ち上がり、とりあえず使わなくなった調理器具を片づけるべくはやての下へ向かった。
「う〜ん…食事と飲み物は行き渡ったかな?」
「―――うん、大丈夫」
料理も出来上がり、配置も済んだところではやてが周りを見渡した。先に把握していたシャマルが隣で言うと、はやては一度頷いてから席を立った。
「え〜、では皆さん。任務中にも関わらず、なんだか休暇みたいになっていますが……」
「丁度、サーチャーの反応と広域探査の結果待ちということで、少しの間休憩できますし……」
「六課メンバーはお食事で英気を養って、引き続き任務を頑張りましょう」
「「「「はい!」」」」
「現地の皆さんは、はしゃぎすぎて迷惑をかけない程度にごゆっくり」
「「「「「はーい!」」」」」
「迷惑をかけない程度って、失敬な」
「そこらへんのTPOはわきまえている」
「俺的にはお前らが一番不安なんだよ…」
とりあえず二人には注意だけはしておく。まぁ二人共大人だ、ちゃんとわきまえてくれるだろう。
「んで、せっかくの機会なんで、協力者の皆さんと六課メンバー、初対面組の各自の自己紹介などを」
「では、そっちの端っこからどうぞ」
はやての差し金により、フォワード陣や美由希さん達が自己紹介をすることになった。それぞれの反応は、『別に問題ない』って人がほとんど、『面白そう』と笑ったのがカオル、『面倒くさい』と顔をしかめた龍也、といったところ。
なのはの先導でたまたま一番端にいたアリサが最初に立ち上がり、簡単に自己紹介を終える。それからすずか、アルフ、エイミィさん、美由希さんの順に進めていく。
「あ、そういえば美由希さんは士さんのお姉さんという感じですよね?」
「うん、そうだよ」
なのはについて語り上官としての威厳を若干下げた後、美由希さんはスバルにそんな質問を受けた。
……おいそこの栗毛、何を『私も被害を受けたんだから道ずれだ』みたいな顔をして
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ