暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
82話:皆、準備はいいか!(野郎:4 女性:15)
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たのか、今度はティアナが尋ねてきた。まぁ、こいつらは知らなくて当然だよな。


「さっきから漂ってくる匂いあるだろ?」
「はい、それに何かが焼ける音も……」
「それな……作ってんの、多分はやてなんだ」


 それを聞いたフォワードの4人は、目を大きく見開いて、更には4人のそれぞれの顔を見合った。














「あ、皆お帰りー」
「お帰りなさーい!」


 コテージの裏に行くと、予想通りはやてが鉄板を相手に熱々の料理(たたかい)を繰り広げていた。その側にはシャマルさんもいた。


「本当に……」
「八神部隊長が……」
「鉄板焼きをしてる…!」
「そんなの、私達がやります!」
「いやまぁ、待ち時間あったし。お料理は元々趣味なんよ」
「はやて隊長の料理は士と同じぐらいギガ美味(うま)だぞ。ありがたくいただけ」


 先に戻っていたヴィータにそう言われ、嬉しそうな顔をしながら揃って返事をする4人。というか、はやては『隊長』付けて俺は呼び捨てなんだな、相変わらず。

 すると、シグナムがあることに気づいたらしく不安そうな顔でシャマルさんに話しかけた。


「シャマル、お前は手を出していないだろうな?」
「あ〜! シグナムヒドい!」
「ちょっと手伝ってくれたよな? 材料切りとか」
「…まぁ、切るだけなら」
「大丈夫だな」


 シグナムとヴィータは安心したらしいが、まだ甘い!


「切っている間に材料に何か練り込んでいたりするかも……」
「「それだ」」
「そんなことしません! シグナムもヴィータちゃんも納得しないでよ!」


 遂に涙目になってしまうシャマルさん。さすがにやりすぎたかな…?


「シャマル先生、もしかして……」
「違うもん! シャマル先生、お料理下手なんかじゃないもん!」
「あ〜…」


 今の言葉で納得したのかティアナは何度か頷いていた。
 一度は矯正しようとしたが、ちゃんとは改善できなかったからな〜。


「私も手伝うよ」
「私も。フォワード一同、食器出しと配膳をお願い」
「「「「はい!」」」」

「おぉ、元気だ」
「皆、かわいいね」
「あれがかわいいって言うのか?」
「まぁ言いたいことはなんとなくわかるよ」


 フェイトの指示に元気よく返事を返すと、すぐに4人はバラバラに走り出していった。それを側で見ていたアリサやすずか、俺とカオルがそれぞれ感想を述べる。しっかし、腹減ったな〜。


「腹が減ったなら座ってないでさっさと手伝え」
「うぉっ……なんだ、龍也か。てかなんでわかったし」
「はやての料理風景を見ながら腹をさすっていたら誰だってわかる」


 突然食材
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