第五章 過去との決別 〜ミッドチルダ J・S事件〜
第一話 交差する丘と海
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あ、お前なら俺の場所まで来れるって信じてるよ。だから待ってる、いつか辿り着くのをな」
「はい!」
「じゃあ、飯食いにいこうか。お祝いに何かを奢るよ」
食堂に行っていつもより少し豪華な物を頼む。こんなものでもよかったのかなと思ったがシグナムは喜んでくれていたので安心だ
それにしても俺がいくらがんばっても出来ないことを10年でやれるようになるなんて...
少し才能が羨ましくなるな...ってもそれを俺が言ったらいろんな人から反論されそうだけど
俺は自分の考えていることに心の中で笑ってしまった
「さてと、俺はまだやることあるから部屋に戻るわ。シグナムは?」
「当直ですね」
「そうか。ん、お疲れ。後でなにか持っていくよ」
「いえ...そうですね。ではお言葉に甘えさせていただきます」
「了解。じゃあとで」
俺はそのまま自室に戻ってパソコンを開いた
「俺のクローン。遺伝子情報が取られたとしたらあの時位か...。勝つ方法はある。でもそれでいいのか...」
殺すのは簡単だけど、それで本当にいいのだろうか
その答えをここずっと考えていた。でも見つからない
やっぱり
「ここでぶつかるしかない、って考える俺はなのはの思考に寄って来てるのかね」
もう少し考えてみよう。多分まだ時間はある。そんな気がする
どうせシグナムになにか持っていくって決めてるんだ。それをやりながら考えようじゃないか
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