暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
番外編:ゲンさんのちょっと何々

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もしもゲンがリアルに存在したら。

「……何してるんだアイツは」
ライトが見ていたのは、ゲンだ。
そして、ゲンが居るのはボクシングジム。
『知るか。本人に問いただせば良いだろ』
ダークが頭の中で言う。
「そうすっか」
ライトが頷くと、ボクシングジムに入る。
「拳、お久〜」
「おお、ライトか!ふん!!よく、ここが、分かった、な!!オリャ!!」
ゲンのストレートナックルがスパーリング相手の顔面に当たり、リングに倒れた。
「………相変わらずKO好きだな」
「ん?何か言ったか?」
『地獄耳め』
「ダーク、聞こえてるぞ」
『げ』
ダークが言うと、ゲンがライトの首根っこを掴む。
「お、おい拳!!」
「少し、スパーリングに付き合え。何、お前の天城流とやらなら大丈夫だろ」
「そういう問題じゃねぇ〜!!!!!」

結論。
リアルに存在すると、周りの被害が尋常過ぎる程酷くなる。
























もし、ゲンがALOに行くとしたら。

「う〜む………」
『ゲン〜そんなに悩まなくても〜』
「黙れ!!ノームかサラマンダーかを決めるのに、時間をくれても良いだろう!!」
『男ならがっつりきっぱりと決める!!とほざいてたのは誰だ』
「黙れ!!ダークよ、貴様には後で吹き飛んで貰うぞ!!」
『逆に返り討ちにしてやる!!』

結論。
ノームかサラマンダーかを選択できない時点で優柔不断。因みにキャラ的にノームだと作者は思う。

もし、ゲンがユニークスキル<滅殺剣>を使ったら。

「行くぞ、ダーク!!」
「いや、お前刀使えんの?」
「うむ!こうするのだろう?そりゃ!!」
途端、ゲンが刀を鞘ごと振り回し始めた。しかも、そのモーションは撃滅に他ならない。
例えて言うなら、打撃版撃滅だ。
「ちょ!!ちげぇ!!」
「何を言う!!キチンとソードスキルの光が灯っているだろう?」
「確かにそうだけどちげぇ!!」
「うるさい!貴様を斬らせてもらう!!」
「もうそれ斬るじゃねぇし!!」
「覚悟ぉおおおおお!!」
「ミヤビ、カンバ〜ック!!」

結論。
ゲンが滅殺剣を使うと、ろくなことにならない。迅王牙や狩人、銃格剣も然り。
結果、ゲンには獣王拳がお似合いである。

因みに、ゲンはそのあと、ミヤビのスキル<クリスタライト・スティリング><ティアーズ・エンジェル><デスブロッサム・パーティー>で死んだ。
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