何よりも足りないものは
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てるんだ?」
目を逸らした
そうだよな、七班の連中が可哀想だからもっと言ってやってくれ先生
便乗するように七班がそーだそーだと騒ぎたてているとカカシがキレた
「お前らの第一印象はキライだー!」
・・・俺たちも入ってんのかな
カカシが逃げるように七班を連れて場所を移動した
開いている席に座ったシナイ上忍が俺達を向きあう
「それでは改めて自己紹介しようか
私はまじらず シナイ、先月まで特別上忍として国外任務で里を離れていましたが、この度上忍に昇進しました
君たちと一緒に頑張っていきたいと思います、受かればね」
分かっていたことだが言われるとまだまだ忍者には遠いと実感させられる
「・・・やっぱりまだ試験あるんですね」
イカリが声を絞り出した
「予想してたか?残念ながらまだお前たちは下忍じゃない
このプリントに書いたとおり、今から試験を受けてもらう
それに無事合格すれば晴れて下忍となる
がんばれよ、合格率0%の試験だ」
時が止まるとはこういうことか
一体こいつは何を言っているんだ
「・・・は?0?」
「ああうん、だって私今回初めて下忍試験するから」
笑いもせず淡々と言われる
・・・誰も受けてないから0、ね・・・
一体どんな試験なのか、渡されたプリントを読む
問・下忍に足りないものは、情熱思想理想思考気品優雅さ勤勉さであるが?
そして何よりも足りないものは何か、答えよ
___ が 足りない
(((・・・)))
三人共一斉にプリントから目をそむけ空を仰いだ
「どーしたー?わからないかー?」
無表情ながら笑っているような声がイラつかせる
限界が来た
「スクライドじゃねーか!」「クーガー兄貴の名言を良くも汚してくれたな!」「衝撃のアルベルトー!」
三者三様、机から身を乗り出し叫ぶ
イカリ、分かってるとは思うけどファーストブリットだから、衝撃破出してくるおっさんだからそれ
「・・・え?え!?えぇ!?」
まさか、と小声で呟いた
「・・・先生、あんたも転生したのか」
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・・・うん、クーガー兄貴って熱いよね・・・
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