マクロスF
0806話
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の6人。
基本的にグラストンナイツはギアス世界で陽光の守備として残っているから、数に入れなくてもいいだろう。
ああ、それと当然ニーズヘッグも同様に数に入れなくてもいいな。
そうなると、9人、9機分か。
「フォールドクォーツの方はかなり余裕があるし、シャドウに装備させるISCはバジュラから入手したフォールドクォーツじゃなくて、フォールドカーボンの方を使う予定だしね。ただ、シャドウの方は数が数だから、全機に搭載するとなると相当に時間が必要になるわ。それこそ、整備の能力を持っている量産型Wをフル稼働させる感じで」
「そう言えばフォールドカーボンはどうするんだ?」
フォールドクォーツの下位素材と表現すべき素材がフォールドカーボンだ。ただ、下位素材とは言っても廉価版のISC素材として使うには十分な性能を持っている。
ただ、ある意味では当然と言うべきか、このフォールドカーボンに関してはマクロス世界の固有物質でもある。
つまりOGs世界のトロニウム、ギアス世界のサクラダイトのような代物であり、当然ながら原子変換装置のキブツでも作り出す事は出来ない。
……マクロス世界でなら普通に人間の手で作り出せるんだが……それが微妙に理不尽に感じないでもない。
だが、逆に言えばマクロス世界でなら作り出す事が可能な訳だ。そして、俺達シャドウミラーにはマクロス世界のミュートスにタンタシオンという都市を持っている訳で……
「こっちで作ろうと思えば作れるでしょうけど、量産効果的にコストに見合わないのよね。だから、フォールドカーボンに関してはマクロス世界との貿易で輸入する形になると思うわ」
「いいのか? 足下を……いや、見られようもないか」
「そうね。今はL.A.Iからの輸入を考えているけど、向こうがこっちの足下を見て高く吹っ掛けてきたら別の会社との取引に移ればいいだけだし。最悪、マクロス世界の企業全てが手を組んだとしても、技術的には私達が作り出す事も十分可能だもの」
「なるほど。まぁ、俺達に必要なのは一定数で、新統合軍のように大規模な量が必要な訳じゃないし、それでいいか。けど、そうなるとシャドウのISC搭載は少し遅れる感じか?」
「ええ。フォールド通信用のシステムも搭載しなきゃいけないから、そっちと一緒にやる予定よ。ああ、アクセルのニーズヘッグも後で魔法球の中に入れておいてね。ISCはともかく、フォールド通信装置の方は搭載しなきゃいけないから」
「分かった」
取りあえずISCとフォールド通信システムの標準装備に関してはこれで大丈夫だな。後は……
「ニヴルヘイムとイルメヤの生産プラントの方はどうなっている?」
どちらもまだ完成したという報告は聞いていない。
まぁ、ニヴルヘイムはあの巨大さだからまだ完成まで時間が掛
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