暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0806話
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ても今回最大の目玉でもあるISCを完全にものにした。
 それだけではない。それらの技術情報を入手した事により、シャドウミラーお得意の重力関係の技術とテスラ・ドライブの技術を組み合わせるという技術的ブレイクスルーが起き、ISCに関してはマクロス世界の最新鋭機でもあるYF-29よりも数段上の性能を得る事が出来たらしい。
 その結果が今、俺達の目の前で無茶な機動を繰り返しているアシュセイヴァーな訳だ。
 YF-29ではなく通常のVF-25に使用されているISCは最大機動で120秒間なのに対し、シャドウミラーで開発されたISCは驚くことに1200秒以上。L.A.Iで開発しているISCの約10倍だ。
 ただし、この1200秒というのはあくまでもVF-25が最大機動を取った場合の話であり、アシュセイヴァーを始めとしたシャドウミラーの機体はVF-25と比べても圧倒的に機動力や運動性が上の機体が多いし、機体によってその限界も違う。
 そう考えれば、統一されているVF-25とは違ってそれぞれの機体で最大機動のGを蓄積する限界時間は異なる。
 ともあれ、魔法球を使ったとは言ってもYF-29の解析から始まってごく短時間でここまでの物を作り上げられるとは……さすがにレモンといったところだろうな。
 元々レモン自体がシュウやビアンに勝るとも劣らぬ程の天才であるのに加え、マリューやフィリオ、ロイド、セシルといった各世界でもトップクラスの技術者が存在している。
 まぁ、マリュー自体はシャドウミラーに加わった時にそれ程突出している存在では無かった――あくまでもロイド達に比べて――が、その後習得した技術やら何やらで今ではフィリオ達に負けない程に技術者になっている。
 ともあれ、ビアンやシュウは才能が突出しすぎてそれについていける者が殆どいなかったのに対し、シャドウミラーは違う。
 ……まぁDCにはそれなりに多くの技術者や科学者がいたが、それでもビアンの足下にも及ばなかったからな。
 ともあれ、マクロス世界から得たVFについての技術はこれで一段落したと言ってもいい。あとはそれ以外のテラフォーミング技術やライブの技術、マクロス級の技術といったところか。
 YF-29に関しても近いうちに俺の足として専用に改造するって話になっているし……マクロス世界で得る技術も大分習得が完了してきたな。

「幹部が乗っている機体にISCを装備するのはどのくらい掛かる?」
「魔法球を使ってもいいのなら、明日にでも完了するわ。元々機体自体がそれ程多くないしね」
「確かにな」

 戦闘で出撃する幹部と言えば、俺、レモン、コーネリア、マリュー、スレイ。ただしこのうちマリューはシロガネの艦長なので数に入れなくてもいいだろう。
 他にはムウ、イザーク、オウカ、ムラタ、エキドナ、ギルフォード
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