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ウルキオラの転生物語 inゼロの使い魔
第2部 風のアルビオン
第4章 港町ラ・ロシェール
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感謝した。

ワルドはグリフォンに跨ると、颯爽とルイズを抱きかかえた。

ルイズは、今日何度目になるのか、顔を赤くした。

「今日はラ・ロシェールに一泊して、朝一番の便でアルビオンに渡ろう」

ワルドは一向にそう告げた。

キュルケはタバサの風竜に乗り込み、きゃあきゃあ楽しそうに騒いでいる。

ウルキオラはギーシュを風竜の上に置いた。

タバサは相変わらず本を読んでいる。

暫くすると、両脇を峡谷で挟まれた、ラ・ロシェールの街の灯りが怪しく輝いていた。
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