九校戦編〈上〉
九校戦準備会合×未知なる技術公開
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い準備に入る。俺の端末からあるものを取り出すと、機器に差してから俺は一人事のように言ったのに周りにいる者達にも聞こえてしまった。あと零社長と九島老師も一緒にいる。
「ゼロ、準備はいいかな?」
『いつでもどうぞですよ主』
『機械が喋った!!!』
とそんな風に驚いていたが、俺は気にしない方向にしてから会長に確認したのだった。ついでに専用ヘッドセットを何もない空間から出してから言った。
「課題は、競技用CADに桐原先輩がさっき使ったCADの設定をコピーして、即時使用可能な状態に調整する事。ただし起動式そのものには手を出さない、あとここからは俺個人ではありますが、先ほどよりも俺の剣でも折れない程度まで強化致します。・・・・それで間違いないですか?」
「ええ、それでお願いだけど一つ質問していいかしら。さっき機械が喋った気がするんだけど、私の気の所為かしら?それとそのヘッドセットは一体何に使うの?」
「それについては今答えましょうゼロ『何でしょうか一真様?』皆さんに挨拶程度でいいから挨拶しろ。それとこのヘッドセットはゼロと指示を出すので専用のを使うのですよ。マイクで指示ではなく頭にリンクした状態でね」
『承知しました、皆さん初めまして。私の名はゼロ、自立制御型AIゼロでございます。今現在は一真様の前にあります機器のところにおりますが、いつもは一真様の端末におりますので、皆さま方よろしくお願い致します』
「ついでに言うと、ゼロは我々蒼い翼の者なら誰でも知っている人工知能だ。もちろん俺や一真の家を管理しているのもゼロだ」
と零社長からの説明で納得したが、まさか機械が喋るとは誰も思わなかっただろうな。
「最初に言っておきますが、スペックの違うCADの設定コピーというのはあまりおススメは致しませんが安全第一でいきますか『ゼロ、これより調整開始する。補助的部分を補佐してくれ』『了解した!』」
俺の脳量子波でゼロに指示を飛ばした後に、俺が安全第一と言った事で会長は首を傾げる。CADの設定コピーは、機種変更の時に行われている事なので何を問題視しているのかがよく分かってなかったのだろう。ただし中条先輩を始めとしたエンジニアチームのメンバーは俺の発言の意味を知ったのだが、小さく頷く者やお手並み拝見と言った感じであったのでまず基本作業に取りかかる。CADを借りて調整機に接続するが、俺が今からする事はいつも家でやっている事をするだけだからここにいる烈と達也の関係者は知っているがここにいる者達は初めて見る。
設定データ抜き出しは半自動化されているから、スキルの違いが表れる作業ではなく設定データをそのまま競技用デバイスにコピーせず、調整機に作業領域を作って保存した手順に数名は「おや?」となったが俺はスルーさせてから、次
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