九校戦編〈上〉
九校戦準備会合×未知なる技術公開
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のそれも一年生だからだ、すぐに席にいた者達が立ち上がったが次に来た者達を見たら立ち上がるのをやめたからである。なぜなら次に来たのが、老師と呼ばれる御方だったからだ。ドアを開けてからそれを押さえて入ってくる者たち、席に誘導させる会長達だった。そんで烈の隣に零達也が座り秘書は後ろに立っていて、護衛二人は外に配置させて俺は零達也の隣に座った。蒼太は俺の後ろに立っていたけど。最初の発言は会長達だったけど。
「ではお客様も来られましたので、改めて九校戦メンバー選定会議を開始致します。私の隣に座っているお客様をご紹介させて頂きます『俺達で紹介するからいいよ』そうですか?」
「改めて紹介をさせてあげようか、私の名は九島烈という。十師族師族会議でも出ている『老師』と呼ばれる者だ、そして『烈、俺から紹介をさせてくれ』ならそうしようか」
零達也が遮ったので、烈は座ってから零達也が立ち上がったのだった。
「皆さん初めまして、私の名は零達也と申します。蒼い翼総司令官とも呼ばれていて本社社長兼CEOをしております。どうぞよろしくお願い致します」
とそう一礼したら、前にいた生徒たちはえ?と言った後に驚愕の顔をしながら大声で叫んだのだった。さすがの中条先輩も叫んでいたけど、俺的にはもう少しボリューム下げてくれない?と言いそうになったが止めたのは俺であった。
「諸君、俺の盟友である達也と烈が来たのだからそうやって叫ぶとは失礼にも程があるのでは?」
零社長と九島老師を名前で呼び捨てにしたのだから、そっちの方がもっとだったけど勇気ある生徒が質問として手を挙げたのだった。
「あの、その、失礼なのは織斑ではないのですか?零社長と九島老師を名前で呼び捨てと言うのはどうかと?」
「その事なら問題ない、彼は私らの盟友でね。私らは寧ろ一真様と呼んでいる程だ、私らがそう呼んだとしても文句は言えまい」
「俺がここに来たのは一真のためでもあるのだから、失礼なのは君達だろう。一真を二科生で一年という事だけでその軽蔑みたいな視線はやめたまえ、いずれ私らの関係者が君達を潰しに来るぞ?」
「零社長はここに来て何用で来られたのですか?」
とここで十文字家次期当主で、師族会議へ十文字家代表代理をしている十文字会頭からの質問が飛んできた事でようやく本題に入る事となった。
「俺がここに来たのは他でもない、九校戦について来た訳だ。まずはこの手紙を見てほしい、宛名は俺の隣にいる一真宛てで裏には差出人が俺の名前となっている。九校戦発足時からあった蒼い翼特別推薦枠が存在する。今まで使われて来なかったが、今年度はそのカードを使うための発表として俺が来た。烈は俺が本物だと証人するためにわざわざ来てもらった。手紙内容はこうだ、ここにいる織斑一真を国立魔法大学付属第
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