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旧エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第08話 月面会議
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月28日
火星基地の第一層目が完成した。

■C.E.69年 8月 1日
ジョージ・グレンが地球に向けて、火星開発計画を発表する。
発表は超光速通信(銀河英雄伝説の世界の技術)でリアルタイム中継されており、その信憑性を疑う者がいなかった。地球からの観測でも火星に基地が建設されている事が分かった。
その上で火星の自治権の獲得及び対等貿易を地球側に要求した。

■C.E.69年 8月10日
エクリプス社が極秘に火星にアンドロイド製造プラントを稼働させた。

■C.E.69年 9月 1日
キラ・ヤマトとヒカル・イチジョウが、ヘリオポリスの工科カレッジに入学する。

■C.E.69年 9月10日
非プラント理事国は火星のZAFTとコウキ公国の独立を承認した。
ZAFT理事会において、プラント理事国との交渉が何度か行われるが、平行線を辿(たど)る。
70年 1月 1日までに回答が得られない場合、ZAFT側は資源のプラント理事国への輸出を停止することを明示する。
これにより、理事国とZAFTの緊張が激化する。

■C.E.70年 1月 1日
ZAFT側からの要求への回答期限であるZAFT理事会へ向かう評議委員へのテロ行為で議員一名が死亡する。(光輝達が助け出しており、死亡したのは遠隔義体である)
"ブルー・コスモス" による犯行声明が出るが、テロの関係者が全員逮捕され、背後に理事国の存在が明らかになり、ZAFTは理事国への物資の輸出を停止した。
資源のほとんどをZAFTに頼っていた理事国家群は窮乏(きゅうぼう)する事になる。
光輝達の宣伝活動により、地球の人々の中に反ブルー・コスモスへの意識が強烈に植え込まれていく。

■C.E.70年 2月 5日
月面会議が国連事務総長の呼びかけにより、交渉の場が持たれることになる。
月面都市のコペルニクスで爆弾テロが起こるが、月面会議参加予定の地球側理事国の代表者と国連事務総長以下、国連首脳陣達は光輝達の機転で全員助かる。コペルニクスの悲劇は回避された。


C.E.70年 2月 7日 月面都市 アポロ 国際会議場

急遽(きゅうきょ)場所を代えて、国際会議が行われた。

Side シーゲル・クライン

「事務総長、先日の爆弾テロの犯人が全員捕まり、ブルー・コスモスのメンバーでした。意図は明白です。テロの犯行をコーディネーターに罪を着せて、コーディネーターの隔絶(かくぜつ)を狙ったものです。」

「そうだ!そうだ!」

出席者は怒り心頭だ。危うくテロに巻き込まれる所であった。理事国の代表者も困惑している。自分達もテロの対象になったからだ。

「はい、事務総長。」

「コウキ公国代表、発言を許可する。」

「我々の国はコーディネーターへの迫害
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