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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
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は怒りだった。
私達も所詮人殺しだと言われれば言い返す事はできない。
だからこそ、人として最後の一線は守らないとという自己満足のラインがある。
オミクロンはそれを踏みにじった。
自己満足ではあるが言いたいやつは言え。
それは私も自覚しており、怒る事でまだ自分が五十歩の所にいると安堵していたのだった。
「彼は絶対に許す事はできないわ!
この戦い絶対に勝つわよ!!」
正当な怒りは皆の士気をあげる。
分かりやすい正義ほど人を酔わせるものはない。
帝国軍本拠地カンダハルの住民もオミクロンの恐怖に従っていただけの事で、開放されたと知ると歓声が沸きあがってきた。
だが、帝国軍本拠地カンダハルを制圧しても死霊術師オミクロンの居場所は分からず、
翌日、生き残った捕虜を尋問する事で判明したのである。
「オミクロンがいない!?」
私の悲鳴にオデットがおっとりした口調で続ける。
なお、既に皆防衛線の準備にとりかかっている。
「そうなのよ。
彼、自由都市ケルーマンに視察に行っているとか。
こっちの本拠地予定地だったバーミアンの反乱に気づいていたのかもしれないわね。
彼と彼が率いる戦力がおそらく予備兵力で間違いが無いわ。
スケルトン・ゴースト・デーモンが主力でその数は3000。
総兵力で8000と言った所かしら?
こっちはたった500。
勝てるのかしら?」
オデットが楽しそうに笑う。
彼女は笑顔を崩さない。
男の上で腰を振る時も敵の命を奪う時もその笑顔は消える事は無い。
だから、彼女の心の奥を私を含めて誰も知らないが、彼女に負けないぐらい私も笑顔の仮面をつける。
「もちろん。
その為に無理をしたのだから」
会敵はおそらく今日の深夜。
その攻撃をしのげばこっちの勝ちだ。
で、しのぐ手段も用意した。
「エリー様。
サージェム島から増援がやってきたわよ」
「おっけい。
その勝ち筋がやってきた」
私が城から出ると、しっぽふりふりで私に突進するぽち。
いや、君は読んだ覚えはないのだかとホークマン達に尋ねたら、言下に『つれてけ』と脅されたらしい。
あと、フレーキかけられるからと言ってその突進はしないように。
ドラゴンに跳ね飛ばされて死亡なんて御免だから。
ぽちはともかく本命はこっち。
ガルビア半島で捕まえたアイスドラゴン二匹である。
こいつら聖属性持ちだったりする。
で、他にやってくる増援が500。
「初仕事期待しているわ」
「ええ」
「期待にこたえられる働きを約束しよう」
サージェム島に居たロードカップルことサイノスとアーウィンドである。
装備を更新し、タワーシールド
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