未来のことは分らない
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・でも無理しすぎた
これから病院行ってくるからシュロついて来い」
ミズキ先生がシュロにコンを渡す
シュロは慣れた手つきでコンをおぶった
「本当なら教師のボクが行くべきなんだけどね・・・」
良い先生だってば
イルカ先生なら問答無用でシュロかイカリに引き渡すってばよ
「いやーでもミズキ先生はコンの入院セットの場所知らないからなー
イルカ先生なら任せるんだけど・・・火影さまに捉まってるから駄目だね」
・・・?
なんかシュロの言葉が刺々しいよーな?
「それじゃ、俺ら病院行くわ
ナルト、多分今日中には帰れないと思うから戸締りして寝てて良いぞ」
そう言ってシュロは病院に向けて走って行った
2人が居なくなるとまたオレへの陰口が始まり、ミズキ先生が肩に手を置いて場所を移動しようと言ってくれた
ナルトもミズキも知らなかった
病院へ行ったはずのシュロとコンが陰から覗いていたことに
原作通りに進むと確信し、改めて病院に向かった二人であった
「えー、それでは皆さま、無事卒業試験合格ということでおめでとうございます!
入院ではなく診察だけで済んだコンの体調にもおめでとう!
というわけで会場をお貸し頂いたダンゾウ様にお礼を申しあげましょう」
ここは志村邸の地下と言えば地下、根の本部につながる控えの間
小さなテーブルを運び込み、ジュースとオレの嫁手製の料理が彩られる癒しの空間である
たまに任務帰りの根の人々がリア充爆発しろ的な目で見てくる
おつかれさまです
「「ありがとー」」
部下に報告され注意するために控えの間にやってきたであろうダンゾウに、2人からのお礼の言葉を贈呈していただく
オレの嫁と息子は可愛かろう、お前の義娘と義孫は可愛かろう
「・・・お前たち・・・いや、もう何も言うまい・・・」
怒鳴るつもりだったようだが出鼻を挫かれ頭を抱えてしまった
ごめんなお養父さん!
「・・・はぁ・・・久しぶりだなねたみ、体調はどうだ?」
さめるまで雑炊を掻き混ぜているコンを温かく見守るダンゾウ
流石ジジキラーコンだな
「今日は吐血しても入院しませんでした」
コンや、爺はともかく他の根の人が引いてるよ
「・・・ダンゾウさま・・・」
部下がダンゾウに耳打ちする
もしや・・・
「・・・もう拷問部隊に連れて行かれたころだろう、放っておけ」
アカデミー卒業試験の日に拷問部隊が必要な事件・・・
ミズキが動いたか
「・・
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