マクロスF
0805話
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フと笑みを浮かべている。円は俯きながら顔を真っ赤にして黙り込んでいる状態だ。
やはり色々な意味で刺激が強すぎたのだろう。
「全く、今の時点であれだけ夜に強いとなると、私達が高校を卒業したらどうなるのかしらね? ちょっと楽しみなような、怖いような……」
そう言いつつも、美砂は決して嫌がっている表情を浮かべてはいない。この辺、かつて俺が3-Aに所属していた時に周囲からエロの第一人者と言われていただけあって、そっち方面の知識や好奇心は人一倍強いのだろう。
ただ、元々いた恋人ががっついているのが嫌で別れたってところに、微妙に女心の複雑さを感じるな。
ともあれ、ランカのインタビューやシェリルとのライブ映像も終わり、今では他のニュースが映し出されている。
何でもどこかの船団の政治家が資金を横領していたとかなんとか。
……こういうのはどこの世界に行っても、いつになっても変わらないな。
「さて、ニュースに関しては取りあえずもういいだろ。それよりもこれからどうする? この都市で遊ぶにしたって、そもそもまだそっちの類の店とかは殆ど建てられていないしな」
あるのはバーとかの、いわゆる大人の遊び場だ。酒が出てくるのが決まってる場所に俺が行く訳にもいかないだろう。
何しろ、今のゲートはアルコール検知機能が追加されており、俺に限ってはアルコールを摂取しているとゲートが起動しないのだから。
結局この日はあやか達4人と都市の外に広がるミュートスの自然の中で俺が空間倉庫から出した料理でピクニックを楽しみ、麻帆良へと戻ったのだった。
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