マクロスF
0805話
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うな」
フォールドクォーツを精製出来る唯一の存在だと考えれば、人によっては俺達より重要度が上だと答えるかもしれない。
そんな風に話している間にもランカに対するインタビューは続き、やがて映像モニタにはバトル・ギャラクシーとの戦闘の時にシェリルと共に歌っている映像が映し出される。
「まぁ……シェリルさん……綺麗ですわね」
その様子を見ていたあやかが、思わずといった様子で呟く。他の3人もそれに頷きながらじっと映像を眺めていた。
そんな状態が続き、メギロートやシャドウ、あるいはニーズヘッグといった機体も少しではあるが映像に映し出される。
こうやって見る分には、やっぱりニーズヘッグは小型機だけあって特機やシロガネに比べるとあまり目立たないな。
いや、だがギャラクシーネットに繋がっている映像に俺達の機体が映し出されているのは……新統合政府の考えか? まぁ、確かに俺達シャドウミラーの存在はギャラクシーネットで流されているし、魔法とかの映像もグリ付きで流されている。
ちなみに俺が魔法を使ったあの映像は、当然の如く合成映像とかではないかと随分熱心に調べられたようだが、結局はどんなに解析してもその証拠は見つからず、更には新統合政府が本気で俺達シャドウミラーの存在を認めているということもあって、疑り深い者達は半ば不承不承魔法の存在を認めたらしい。
……S.M.Sに所属している退役軍人が魔法に興味を持っていたという話を聞き、ちょっとした好奇心からそれが誰なのかを調べてみたら、何とイサム・ダイソンという名前が出てきて驚いたのは少し前の出来事だ。
まさかマクロスプラスの主人公でもあるイサム・ダイソンが軍人をやめてS.M.Sに所属していたとは思わなかった。ちょっと会ってみたいとも思ったが、諸事情でミュートスに来るのは難しいらしい。
『ごらんになってもらったように、シャドウミラーの機体についてもギャラクシーネットに出回っている訳ですが……話によると、ランカさんもシャドウミラーの方とお知り合いだとか?』
『あ、はい。えっと、その……これ言ってもいいんでしたっけ?』
小声で近くにいるだろうエルモへと確認を取り、やがてOKが出たのだろう。インタビュアーに向けて小さく頷く。
『はい、お兄……兄の職場に転移してきたと聞いています』
「あ、私達もホワイトスターから転移した映像は見たわ。……良くあの状況でホワイトスターの中を彷徨いていたわね」
頬を赤く染めながらも、ジトリとした視線を向けてくるのは美砂。
って言うか、こいつらもあの映像を見ていたのか。色々と18禁的な内容だろうに。
チラリと他のメンバーに視線を向けると、あやかは顔を真っ赤にしながら妄想の世界に旅立っており、千鶴も同様に頬を隠しながらも、あらあらウフ
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