兼次の転入
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
に行きたい。和也みたいに主席とかは無理だけど。
―――――――――――――――――――――――――――
俺が部屋に戻ると、簪がいた。
「ただいま」
「…おかえり…」
「兼次も大変だよな。あいつ結構モテるし」
「…和也くんもモテる方だよ…」
「俺の場合は社長の息子って地位からあまりモテたためしがないな。みんな俺のこと敬遠してたし」
俺に寄ってくる女子はほとんどいなかった。女尊男卑の風潮の中でも大企業の社長の息子というだけで一目おかれていたが、その立場ゆえに女子は寄り付かなかった。逆に兼次のような友人には恵まれたが
「…でも私は和也くんのこと…好きだよ…」
「わかってるよ」
俺は勉強を始めた。
主席入学のために
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ