第九章
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「そうだ。君を御呼びだ」
「そうですか」
ダスティのその顔を強張らせていた。そのうえで応える。
「私をですね」
「その顔を見ると自分で事情はわかっているようだな」
中佐は彼の表情からすぐに察したのだった。
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