第2章 闇艦娘、響
第04話
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しい大口径銃のようである。
「ぐぅぅッ、ちきしょうが……い、意識が……飛びそうだ……くそがよぉ、ここまでかぁ……」
響・黒を抱き締めていた提督の力が緩み、提督は響・黒に身を預けるように脱力した。
響・黒はもたれかかってくる提督を優しく抱きとめ、提督の頭をいい子いい子とさすってやる。
ふたりは性器で繋がったまま、絶頂の余韻に包まれている。
そして柔らかく抱き合いながら、互いの身の感触を堪能する。
いままで激しく動いていたのがウソみたいに、ふたりは静かに抱き合いながら荒くなった息を整える。
「響・黒よぉ……」
息も絶え絶えな提督は、響・黒に頭を撫でられながら消え入りそうな声で言う。
「チュウ……させろや……」
響・黒はクスッと笑み、提督の耳元でささやく。
「キス、したいの? 私と、したい?」
「……ああ、してぇ……やらしいやつじゃなくてよぉ、激しいのでもなくてよぉ……とにかく、お前とキスがしてぇ……悪りぃか?」
「ううん、悪くないよ? だって、私もしたいもん。提督とキス」
ふたりは見つめ合いながら、静かに唇を重ねた。
響・黒は優しく提督の頭を撫でながら、ゆっくりと舌を提督の中へと潜り込ませる。
提督は響・黒の頬を優しくさすりながら、舌を静かに響・黒の中へと挿れ込んでいく。
ゆっくりとした動きで互いの感触を味わいつくすような、静かだが深い、気持ちがこもった口づけ。
「んんぅッ、提督ぅ、んむぅゅ」
優しく抱き合っているふたりは、いまも性器で繋がったままである。
ピストンこそしていないが、響・黒は膣壁をうごめかせて肉主砲を揉み咥えている。
提督はびくんッ、ぐぐぅッと肉主砲を揺り動かし、響・黒の膣内を押し揉んでいる。
これはもう、立派にセ●クスであった。
動きこそほとんどないが、ふたりはセ●クスをしている。
口づけを交わしながら、頭を頬を撫で合いながら、深い挿入だけのセ●クスをしている。
「提督ぅ、提督ぅ……好きぃ……大好きだよぉ……」
まるでうなされているかのように提督の名を呼び続ける響・黒。
そして黙ってはいるが、響・黒への熱い想いが身の内で渦巻いている提督。
ふたりは性器を動かすことこそしないが、互いにいだいている熱い想いがふたりを高みへと押し上げていく。
夢中になって静かなキスをしながら抱き合うふたり。
そして動かないふたりの性器。
しかしそれでも、ふたりは確実に高まっていた。
「提督ぅ、好きぃ……大好きだよぉ……提督が好きぃ……大好きなんだよぉ……提督が好きなのぉ……提督が大好きなのぉ……」
消え入りそうな響・黒の声は、これ以上ないほどに熱い気持ちがこもった濃厚な愛の言葉である。
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