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ロックマンX〜5つの希望〜
第四十三話 ルナ
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それを見て、胸中でガッツポーズをした。

パレット「(よし、どうやらルナ先輩の方はアクセルに脈アリのようですね。前にアクセルにも聞いてみましたけど、アクセルはまだお子ちゃまだから、恋愛感情は分からないようだけど先輩に好意的。これは楽しま…じゃなくて応援しなきゃ)」

心の中で笑いながら計画を練り始めるパレット。
本人達にバレたらギガクラッシュかギガランチャーかコンビネーションアサルト、エックス達を巻き込んでのファイナルストライク決定である。

ルナ「お、おい…?」

赤面しながらオロオロするルナにパレットもルナも女の子なんだなと思う。

パレット「そういえば、ルナ先輩はご飯食べました?」

ルナ「あ…」

そういえば、しばらく何も食べていなかった。
えらく空腹なことに今更気づいた。

ルナ「そういや、飯を食ってなかったな。食堂に行くか…」

パレット「先輩、オムライス作って下さい。先輩のオムライス、オムレツがフワフワしてて凄い絶品ですもん!!」

ルナ「そうか?」

同い年の友達に褒められれば悪い気はしない。

パレット「男口調と私生活で大雑把なところを除けば、家事全般出来るからいいお嫁さんになれますね!!」

ルナ「お、お嫁…!!?」

赤面して硬直する。
普段は頼もしい彼女もこういうのに関しては初な女の子だ。

パレット「アクセルいいな〜。私が男性型なら私が先輩をお嫁さんに貰いたいです!!」

ルナ「か、からかうんじゃねえ!!」

赤面しながら言うルナにパレットはからかうように笑う。

パレット「先輩、可愛い〜」

ルナ「うっせーー!!可愛いって言うな!!」

彼女の絶叫が響き渡る。
ルナが出撃する数時間前の出来事。




































おまけ

ルナ「レイヤー、お前の武器の強化、終わったぜ」

レイヤー「すみません、ありがとうございますルナさん」

ルナ「そういや、お前の武器はゼロのセイバーにかなり構造が似ていたけど…元からそうなのか?」

レイヤー「いいえ、ナイトメアウィルス事件の後にレイピアを強化してもらったんです」

ルナ「へえ…」

アイリス「レイヤーさんはゼロのことが好きだものね」

レイヤー「っ!!」

ルナ「あ、茹で蛸になった」

アイリス「私はレイヤーさんが羨ましいわ。私はオペレートは出来るけれど、あなたのように戦うことは出来ないもの…」

レイヤー「アイリスさん…」

アイリス「レイヤーさん。戦いの時はゼロを支えてあげて」

レイヤー「はい…」

ルナ「仲いいなあ…」
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