暁 〜小説投稿サイト〜
Gフォース〜正義の行方〜
第1話:新しい戦い
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た。

「ゴジラを倒したら終わりじゃなかったんだな。」

 メカニコングは高度800mあたりからHALOジャンプをして飛び降りていた。
 空気を切り、風を切りながら銀色の姿をした巨大メカゴリラは落下していた。
 ふと、フォードは地面をみつめた。
 クモンガは大きさ200mある巨大クモだった。
 だが、フォードはもう2体も倒した。
 フォードはいつものように片腕を地面につけ、大きな衝撃と振動とともに落下した。
 
 クモンガは上空から来た招かれざる客をにらみつけた。
 怒りに震えながら、巨大な足を広げ口から粉上の糸を吹きかけた。
 メカニコングの体を雪のように糸が降りそそぎ、150あるメカニコングの体は一瞬で巨大な繭となった。
 クモンガは巨大な繭になったメカニコングにとどめをさそうと足を持ち上げ、爪で突き刺そうとしたその時だった。
 
「お前の戦い方はもうわかってるんだよ。」

 フォードはそう言うと、左腕を突き上げた。
 繭から巨大な左腕がでてきて、クモンガの足をつかんだ。
 クモンガは悲鳴を上げながら、足をひっこめた。
 そして、後ずさりをして敵から離れた。
 すると、繭から赤い光をしたエネルギーブレードがでてきて、繭を切り裂いた。
 繭から姿を出したメカニコングはエネルギーブレードを構えたまま待機した。

 メカニコングはヘルメットを装着したフォードの脳内と神経経路をつなぐことで、フォードの考えた動き通りに動く。
 フォードはヘルメットを外すと、ポケットの中にいた10pの小美人ヒオに話をした。

「ヒオ、あいつに説得が通じるかやってみてくれ。」

 ポケットの中からヒオは姿を出した。
 ヒオは見た目はアジア系の美少女の姿をしていた。
 堀の浅く、黄色い肌がコックピットのシート座席に輝いた。

「任せて。」

 ヒオは片手をかかげると、クモンガの脳内に侵入した。
 フォードはヒオに聞かせるように口を開いた。

『君を傷つける気はない、降参してここから消えてくれ。この先の村には人間がいる。』
  
 フォードはヒオに対してそうしゃべった。
 ヒオはクモンガにそのメッセージを伝えた。
 小美人のヒオは、怪獣と人間の交渉人もしていた。
 彼女は地球人ではなく、脳波をつなぐことで直接話しかけることができた。
 ヒオは心配そうにフォードに伝えた。

「『お前は食い物だ。』だってさ。」

 フォードはそれを聞くとため息をつきながらヘルメットをかぶった。

「仕方ない、じゃあ力づくでわかってもらうしかないな。」

 メカニコングは再び動き出し、構えていたエネルギーブレイドを使い素早く走り始めた。
 クモンガは足を構えるとメカニコングに突き刺そうとした。
 フォ
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