死と共にはじまるものは、生である
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
馬鹿な、ナルトはどうしたんだ、四代目はどうした、お前らは何者だ?
どうして器と言って俺を見てるんだ
「封印は無事に施された
しかし適合するかどうかはまだ分らぬ
地下神殿にて隔離せよ」
ターバン男が俺を抱き上げた
いくら忍者といっても、簡単に横抱き出来るほど俺は小さくなかった
俺は転生したのか?
赤ん坊から、一からやり直しなのか?
「畏まりました
もしものために医療忍者を数名傍に付かせます
・・・里長、姉君の、・・・御遺体はどう処理いたしましょうか」
「我が姉と言えど、こ奴は先代人柱力
他里に暴かれぬよう荼毘にふし、地下神殿に無縁仏として処理せよ」
短い返事を残し白衣の男たちは去って行った
麻袋に詰められたナニカを持って
「・・・恨むなら、好きなだけ恨め
お前から平凡な人生を奪ったこの叔父を、この月隠れの里長を・・・恨んで生きていけ」
男は震えながら俺を抱きしめて、諦めたかのように呟いた
この記憶を最後に、6歳までの間、俺の意識は途切れることとなる
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ