第十三章
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ね」
「僕がかい」
「そうさ。君がね」
飲むべきだというのである。
「飲むべきお酒だよ、今はね」
「それじゃあ僕は」
「イギリスと日本を飲むんだよ」
その二国がそのままそのジャパニーズ=クーラーにあるというのである。
「それでいいね」
「うん、それじゃあ」
丁度ここでそのカクテルが来た。そうしてそれを飲むのだった。それには確かにイギリスと日本の味がした。他ならぬ彼女の味がである。
提督の娘 完
2009・10・15
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