第五章 楽園
第11話 3人でデート
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「凜袮、お前さ……俺に隠してることないか……?」
問い詰めた。
凜袮「……」
凜袮は、悲しげな表情を作っていた。
上条「(……まさか!?)」
上条は何かを察した。
士道「お前の知ってること、全部離してくれないか?」
士道は困惑しながらも凜袮を問い詰めた。
凜袮「あ、士道……後ろ……」
士道「頼む!あと少しで繋がりそうなんだ!」
凜袮「ごめんね士道」
うっすらと微笑む凜袮。
士道「な、何だよ急に……」
凜袮「″当麻以外″に気づかれちゃったら……こうするしかないの」
士道「上条以外……?どういう……」
そして、
士道の視界が黒く塗りつぶされたと思うと、そこはまるで別世界に来たように変貌していた。
空は赤黒く染まり、建物や公園も一切なく、まるで人の気配がしない場所。
さらに、
士道「な、何だコイツ……!」
目の前には、背中に白と黒の翼らしきものを3対6本携え、修道女のような服を着て顔を薄いマントで覆っている″何者か″がそこにいた。
?「………」
士道「(ヤバイ、攻撃がくる!)」
士道は咄嗟に逃げようとした。
その時、彼は気づいた。
自分と、先ほどの″何者か″以外にももう一人、ここにはいることに。
士道「………何でだよ」
逃げる足を止めて、その″もう一人″に話しかける。
士道「何でてめぇがここにいるんだよ……!」
必死に彼は言う。まるで怒りを抑えているかのような声量で。
士道「お前は何を知ってるんだよ……凜袮と一緒に何を企んでるんだよ……!」
そして、叫んだ。
士道「答えろ!!上条当麻ッ!!!」
喉が潰れそうな勢いで叫ぶ士道。
だが上条は答えなかった。
ただ言えることは、
その時士道が見た上条は、不気味に笑っていた。
そして、光線らしきものが士道にむけて発射された。
士道「くっそおォォォォッ!!」
士道はそこで意識が途絶えた。
今日は、6月28日。
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