九校戦編〈上〉
九重寺での特訓
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て八雲のところ?それならちょうどよかったわ、ちょうど私と穂波のISを外で起動したいと思ってたから」
「ISか、確かに最近はずっと地下アリーナで訓練してたけどたまには外の方がいいよな。深雪はミラージュ・バットの特訓兼IS訓練で夕食を食べたら九重寺に向かおうか」
「アポは取っていますか?『こちらに来るのかい?だったら待っているよ』おやおや脳量子波でアイツからお呼ばれされましたね」
そう言った後に、俺らは早めの夕食を摂った後に全員で九重寺に行く事にした。俺と深雪はライダースーツでの電動二輪で、深夜、穂波さん、蒼太、沙紀は送迎車を普通車にしてから運転手を結衣にしてもらってから行く事にした。電動二輪は普通に見えるが、スナイプ・ゼロの量産機なのでバイクからロボモードにできるだけのもんだ。スナイプ・ゼロはどんな乗り物でも変身できるが、量産型のスナイプ・ゼロワンはビークルモードからロボモードに変形可能だけのだ。俺と深雪はヘルメットを被ってからバイクに跨る俺と深雪。腰に回された手を確認してから、後ろから来る深夜達の準備完了なので俺らのバイクと普通車は静かに発進したのだった。
行き先はバカ弟子のいる寺だ。さっき脳量子波で来ていいとの事でアポなしでもさっきの事で行く事となった。今夜の目的は深夜と穂波さんのISでの訓練と深雪のミラージュ・バットの練習だ。選手内定したので、その為の準備といつでもIS起動できるように練習をする深夜と穂波さん。魔法競技の中でも魔法技能のウェイトが高いものがセレクトされているが、肉体の運動能力が不必要という訳ではない。
バトル・ボードは身体的な反応速度とバランス能力が高い方が有利だし、クラウド・ボールは戦術の選択によっては高い運動能力が必要となる。減速魔法と冷却魔法を得意とする深雪は、アイス・ピラーズ・ブレイクは深雪のための競技であるが、ミラージュ・バットは空中に浮かぶ立体映像の光球をバトンで叩き割るというアクションが必要な競技だ。俺と深雪も武術を受けているが、飛行する事が出来るというのは隠している。飛行魔法はまだどこの企業でも公表されていないからか、俺達ソレスタルビーイングが使われる装備であるISも公表していない。という事で九重寺に向かっている俺達は車両用の通用口前で、車両を止めてから敷地内の中にある駐車場と駐輪場まで車両で進むのだった。車両を置いてから、俺達は織斑家族はバカ弟子のところに挨拶に向かった。この時間は、バカ弟子は門下生に暗闇稽古をしているが今回ISとミラージュ・バットの練習のためにいないようだった。
「松明が訓練する場か、アイツにしては随分と分かりやすいところだ」
「やあやあいらっしゃい、深夜も久しぶりだね。今回は互いが一真君をバックアップする側だね」
「うるさいわね八雲。今回はこういう役なん
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