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妹子が風邪をひいた話。
太子が風邪!?
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…………
ただ果物食べたいだけじゃないか。
…まぁしかたない、行かないと機嫌悪くなるし行ってやるか。

そうして妹子は太子の家に行くことにした。

「あ、お土産わすれた。草でいいか、小石も少々…」
その場にしゃがんで草と小石を詰め込んで再び歩き出す。


ー聖徳太子がの家ー
「太子ー、具合はどうですk…」
「あッははははー!」
ひぇー!
ノリノリでブランコに揺られてる!
「妹子とツナは〜なーかよしー、枕の中は〜ツナでいっぱい〜♪あっはは!」
「その歌は飽きたよ……………」
スッと感情を入れ換えるとグッと怒りが込み上げてきた。
「太子、何遊んでるんですか!熱出したんじゃないんですか!?」
太子にズシズシ近づくと太子は揺れるのを止めてこっちを見た。
「あっ、妹子!」
「僕に嘘をついたんでs…太子?」
また太子が目の前から消えた。
「太子ー?」
………下を見てみると…
いたー、アイスのように溶けてドロドロになってるー
「ちょ、太子大丈夫ですか?」
力を入れて太子を起こす。
「…なんちゃって☆」
バコッ
「殴るなんて酷いぞ妹子!わたしは病人だぞ、びょ・う・に・ん!」
「なら何でブランコに揺られてたんですか…」
ゴゴゴゴゴ…
「あ、熱いから涼みn」
妹子は太子が言い訳をする前に家の中に連れ込みました。


「37.7度か…意外とありますね…」
妹子が体温計に表示されている数字を見て溜め息を吐く。
「だから言ったろー?熱出したって」
「ですけど、何でそんなに元気がいいんですか?」
「それはなぁ、聞きたいか?」
「…いえ、結構です」
「ならば質問するな……ッくしゅ!!!」
太子がこっちを向きながらくしゃみを飛ばしてくる。
「ギャッ!太子、くしゃみこっちに飛ばさないで下さい!僕に移ったらどうするんですか!?」
「ふふふ…わたしの風邪菌を妹子へ行け……へっくしッ!!」
「いやー!」
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