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(仮称)ハイスクール神殺し
調子こいてる人外共をコロコロします
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「ガッ!? な、何故だ。先程は傷一つ、ゴフっ、付けれなんだと、言うのに……ッ」
『はて? その程度の防壁を貫けないとはワタシは一言も言って無いですしおすしー』

 ズェピアのその言葉と共に悪魔は事切れ、倒れて動かなくなった。そして、ズェピアは倒れた悪魔とその他の悪魔を、道端に落ちているゴミでも見るような視線で悪魔達を見やる。


『………脆弱にも程がある。あれ程吠えるのだからどれほどのモノかと思えば、ここまで非力であるとは。これでは幾ら実戦経験が無い悪魔とはいえ木偶にも劣ろう。鵜を縊り殺すにも飽いた。多少の手ごたえが欲しいところだが……まあいい。貴様等の首は要らん。命だけ置いて逝け!!』










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 ズェピア&二天龍 VS キリスト教三陣営(天使と悪魔と堕天使)が始まってから約二時間が経過。やはりと言うか、当然の帰結と言うか、辺りは焦土と化していた。

 キリスト教三陣営はズェピアを舐めて罵倒しまくった者やそれに近しい思考の者を放置して撤退、二天龍はそれを追って行った。そして焦土と化した地に残ったのは放置された数百も居ない、瀕死の重傷の殆どが悪魔であるが三陣営の者達。そして、ズェピア。


『……ふむ。伊達に四大魔王や聖書の神等と称されてはいないな。流石、ワタシと交流しているだけある。貴様等の上司の成長度合いに免じ、苦しむ事無く逝かせてやる』


 ズェピアがそう言うと、腹の位置の空間が揺ぎ、ズェピアは手を揺ぎの下に翳す。揺ぎが消え、ズェピア手には、黄金に輝く西洋剣が握られていた。


『貴様等程度には少々勿体無いが、まあ良い。恨むのであるなら、ワタシを怒らせた貴様等の不運と戦争なんと始めた馬鹿共を恨むのだな』


 そう言って黄金の西洋剣を最上段に構え、ズェピアは力を溜める。すると、彼方此方から光の粒子舞い上がり、西洋剣に集約されて行った。


『悪魔や堕天使に祝詞を言うのもアレだろうが、まあ良いだろう。安らかに逝け』


 ズェピアはそう呟くと、右足を前に半歩踏み出し、剣を振りおろした。










『――――――――約束された勝利の剣(エクスカリバー)!!!』










 真名解放と共に振りおろした剣から、 極太い光のビームが発射され、周囲のモノを薙ぎ払った。


 暫くして光が収まると、そこにはズェピア以外の生命を持つ者は存在せず、ただ何も無い抉れた大地と焼け野原が広がっていた。



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