夢の続き グレイvs零帝リオン
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リオンの頭上に巨大な氷のハンマーが現れた
リオン「アイスメイク 大猿」
しかしリオンは大猿を模った造形魔法でグレイの攻撃を防いだ
大猿と共にハンマーが砕け散る
リオン「話にならん、造形魔法に両手を使うのも相変わらずだ」
グレイ「ウルの教えだろ、片手の造形は不完全でバランスもよくねえ」
リオン「オレは特別なんだ、ウルの力もとうの昔に超えてしまった」
グレイ「うぬぼれんなよ・・・」
リオン「その言葉おまえに返そう、一度でもオレに攻撃を当てた事があったかな」
グレイ「あの頃と一緒にするんじゃねえ!!!!」
叫ぶグレイは両手で構えをとる
グレイ「氷欠泉!!!!」
地面に両手をつけるとリオンの下から巨大な氷の山が現れた
アルト「すげぇ威力!!」
氷欠泉がリオンを完全に飲み込んだ
リオン「一緒だ」
グレイ「!!」
しかし、リオンの声がすると同時に氷の山が砕かれてしまった
リオン「オレはお前の兄弟子であり、お前より強かった・・・オレは片手で造形魔法を使えたが、お前はできなかった・・・」
砕かれた氷の冷気の中からリオンがほぼ無傷の状態で現れた
リオン「何も変わらん・・・互いの道は違えど、オレたちの時間はあの頃のまま凍りついている」
グレイの立っていた地面から氷の竜が現れ、グレイに襲いかかる
グレイ「ぐぁあああ!!」
リオン「だからオレは氷を溶かす、塞がれた道を歩き出すために」
グレイ「がはっ」
そのまま地面に倒れるグレイ
リオン「ウルはオレの目標だった、ウルを超えるのがオレの夢だったんだ・・・しかしその夢をお前に奪われた・・・もう二度とウルを超えることはできないと思っていた」
怒りに震えるリオンは拳を握りしめた
リオン「だが一つだけ方法はあった・・・ウルでさえ倒す事ができなかった、あのデリオラを倒すことができたら・・・オレはウルを超えられる、夢の続きを見られるんだよ」
アルト「・・・・・」
グレイ「正気か・・・!?そんな事が目的だったのか!?デリオラの・・・恐ろしさはお前もよく知ってるハズだ!!」
グレイの一言にリオンがピクリと反応する
グレイ「や・・・やめろ・・・無理だ・・・!!!」
リオン「やめろ、無理だ・・・だと?」
「無理だ」の一言でキレたリオンは、グレイを魔法で攻撃する
グレイ「がはっ」
リオン「あの時・・・オレたち
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