いざ!帝国学園!後編
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ながら立ち上がった。
これにはさすがの帝国学園も後退りをした。
「デスゾーンをまともに受けて立っている奴は、お前が初めてだ」
鬼道はそう笑いながら、グラウンドの中心から歩き始めた。
「ごめんな、夕香。お兄ちゃんを今日だけ許してくれ」
フードの男がグラウンドに向けて歩き出した。
鬼道が「来たな……」と笑うと
ボールを寺門に渡し、やれ!と呼び掛ける。
寺門が必殺シュートを放った。
「百列ショットぉぉぉ!」
円堂は「おおおっ!」と叫ぶと
ボールに思い切りパンチを放った。
パァァン!と音が響き
円堂は軽く吹き飛んだが何とかシュートをクリアした。
寺門は円堂を睨むと「次は決める」と言い戻っていった。
ザッザッザッ……。
マネージャーの二人がフードの男を確認した。
男は「ユニフォームを貸してくれ」と言うと
背番号10のエースナンバーを身にまとった。
周りがざわめく。
「あれ、雷門助っ人か?」
「誰だあいつ?」
「どっかで見たことあるような…」
背番号10を纏った男は
ツンツンした感じの白い髪に襟元を立てている。
彼は最近来た、転校生だった。
円堂が「来てくれたのか!豪炎寺!」と笑う。
豪炎寺は頷くとキッと前を見据える。
鬼道は豪炎寺を見て笑う。
「やっと出て来たか、見せてもらおうか、元木戸川中学の炎の天才ストライカー、豪炎寺 修也の実力を」
と言い残すと、スローイングからのボールを受け取り
「デスゾーン開始!」と叫ぶと
佐久間にパスを回した。
佐久間、寺門、洞面は飛び、それぞれ回転を始め
出来上がった黒い渦のボールを三人で蹴り落とした。
「「「デスゾーン!!」」」
だか、今度は何故か俺は円堂なら大丈夫と思えた。
俺は前に走り出した、その前には豪炎寺も走っている。
デスゾーンが円堂を襲う。
「雷藤と豪炎寺は俺からパスが来るって信じて走っている、俺はその気持ちに答えてみせる!」
すると、円堂の手のひらが光った。
円堂はそのまま手を上に上げると巨大な手が出現した。
「ゴッドハンド!」
ゴッドハンドと言う名の巨大な手の
手のひらでデスゾーンを受ける。
デスゾーンは威力が収まり、円堂の手に収まった。
「な、なにっ!」と帝国メンバーは驚きが隠せない。
「いっけぇぇぇ、雷藤ぉぉ!」
と円堂が叫びボールを蹴る。
「ナイス、円堂!」と俺は叫びボールを受けると
ボールを蹴りながら、俺は帝国のDFに向かった。
「DFは三人……。行ける!」と呟き
俺はものすごい速さで必殺技を放った。
「電光石火!!」
帝国のメンバーは何が起こったか解っていないよ
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