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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第61話 カフェでの話し合い
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かせているだけですよね?こんなにレイ…孝介を思っていたならたとえ罪があったとしてもバチは当たりませんよ」
「貴女達………」
笑顔でそう答えた星達を見て揺れるエリス。
「自分を責めるのは止めて素直になってみたらどうだ?」
「ウォーレン…………」
暫く決めかねていたが、意を決したのか覚悟を決めた顔で………
「強引なのね………」
「そんな事無いです、素直になれない誰かさんを後押ししてみただけです」
「あっ、でもいくら前のレイ………じゃなくて孝介と同じでもレイは駄目だからね!!」
「それは諦めてもらうぞ」
そんなライと夜美の言葉に驚き、そして声に出して笑った。
そして………
「分かった。私、会って見るわ………」
そう決意したのだった。
「………よし、それじゃあ最後にもう一つ。ホムラの事についてだが………」
ウォーレンが次の議題に差し掛かろうとした時だった。
「………なるほどね、彼の身体を支配するのに手間取ったのは貴方がいたせいだったのね………」
いきなり自分達以外の人の声が聞こえ、驚いて入口の方を振り向いた。
「やはり来たか………」
「ええ。あのユニゾンデバイスのせいで時間がかかったけど、もうほぼ体の支配を取り戻せたわ。貴方達の頑張りも無駄に終わる………」
「あっ………」
ライは思わず声が漏れた。
「私も今の今まで全く気がつかなかったわ、彼の異常な自己回復は貴方のせいだったとはね」
「クレアさん………ですよね?」
「!?」
話を星に遮られそうになり、聞き流そうとしたが、聞こたえ言葉に思わず驚いてしまった。
「その反応、どうやら間違いでは無いようだな」
「何故私の名を………」
「ここに来た時に見たんだ。多分大昔の戦争の光景だと思う。今みたいにゆりかごがあって戦争が終わったってヴィヴィオそっくりな人が現れて、そして貴女も………」
「そして貴女はヴィヴィオにそっくりな女性、オリヴィエに真実を話し、絶望したところで殺した」
「……そうよ」
ライと星の細かい説明にクレアは小さく頷きながら答えた。
「その後私はキルレントに殺されたわ。それでもその時のオリヴィエの絶望した顔を今でもハッキリと覚えてる。あの時の顔と言ったら本当に滑稽だったわ………」
そう恍惚した表情で語るクレア。
「最低………!!」
そんなクレアにエリスが吐き捨てる様に言うが、星達3人の反応は違った。
「それで本当に満足できましたか?」
「………?何を?」
「貴方の好きな人を自分で殺して、そしてその人が好きだった人を殺して。本当に満たされたの?」
「そんなの………」
「当たり前か?いいや、違うな。きっと終わった瞬間虚しさで何もかもどうでも良くなっ
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