暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos56輝ける希望を手に/明日への旅立ち〜End of Destiny~
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†††Sideはやて†††
王さまやみんなと協力して、システムU-Dことユーリを止めることに成功した。力を消耗して眠りついたユーリと、ユーリに付いて休みに入った王さまは今、個室で休憩中。そんでわたしらもアースラに戻った直後は、一撃貰うだけで撃墜確定な魔法を扱うユーリとの戦闘で心身ともに疲労困憊。そのこともあって、しばらくは動けへんかった。
「――よし。ようやく疲れも取れてきたな」
「本当にもうよろしいのですか? 主はやて。もうしばらく休んでいては・・・?」
そうは言いながらもわたしをベッドから車椅子に乗せてくれたリインフォースに「大丈夫やよ」って笑顔で答える。特別捜査官の研修生になってから生の現場を、その日のうちにいくつも回るようなことを繰り返したおかげかタフになったんかも。研修前やったら確実に今も寝込んでるはずや。
それからわたしはリインフォースにお願いして、部屋に連れ出してもらう。別々の個室で休んでるみんなのことが気になるし。もしかしたら、わたしのようにもう回復して動き回ってる子も居るかもしれへんし。
「あ、はやて。もう動いていいの?」
「リインフォース。お前も」
部屋を出てすぐ、廊下でばったりと会ったヴィータとシグナム、狼形態のザフィーラ。わたしとリインフォースは3人に「うん。問題あらへんよ」「ああ。もう大丈夫だ」って答える。今度は「そうゆうみんなはもう平気なん?」わたしの番や。
「はい。我々も問題はありません」
「はやてに出会うまで、あたしら結構ヤベェ奴らと戦ってきたかんな。ユーリに比べりゃまだマシな奴らだったけど。まぁそのおかげもあってこれくらいじゃ全然堪えないよ」
ザフィーラは無言やったけど、我も問題ありません、って目からその思いを読み取ることが出来たから、「それは何よりや♪」みんなに笑顔を向ける。わたしとリインフォース。そんでヴィータ達と廊下を進む。
「お? すずかちゃん達や。おーい!」
通路の先、わたしらと同じ方向に向かって歩いてたすずかちゃん、なのはちゃん、フェイトちゃん、アリサちゃんの4人に手を振る。すると、わたしらに振り向いてくれたすずかちゃん達も「おーい!」手を振り返してくれた。聴けばみんなもわたしと同じで、他のみんながどうしてるのかが気になって起きてきたとのこと。
「あの子、ヴィヴィオちゃんのことが特に気になっちゃって」
なのはちゃんがポツリと漏らす。未来組の1人、高町ヴィヴィオちゃん。未来への影響を考えて出来るだけ話さん方がええって、アミティエさんとキリエさんに言われてるからそんなに話してへん。
「未来でのなのはちゃんの娘、なんだよね・・・?」
「はじめてそれ聞いたときは混乱したわ」
すずかちゃんが右人差し指を顎に当て呟いて、ア
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