棕櫚と錨草
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た?サスケがイカリに惚れたらしい?
今度は”負け”ない、そう決めて積極的に話しかけ?彼女が”彼”であると知った
「サスケと対等な油女一族って原作にいたっけな」
ぽつりとこぼされた言葉に食いついた
仲間だ、味方がいる、もう、オレは1人じゃない
イカリも同じようにオレの存在を受け入れ・・・俺は”勝利”した
オレとイカリで世界が埋まりかけた
だけどもこの世界はオレの世界でもイカリの世界でもない
何かあると世界に疑念を抱いたオレ達の前に、お前が現れた
人柱力だったと聞いて驚いたけれど嬉しかった
何故かって?クシナの時の”負け”をコンを守ることで帳消しに出来る
うちはマダラに”勝つ”
コンを守り、イカリを嫁にして幸せに暮らして勝利する
だから絶対にサスケにフラグは立たせない、折る
根元から叩き斬って灰燼に帰すまでズタボロに・・・
あれ?もう良いの?何だよヤンデレ乙って酷いわ乙女になんてこというのよ
志村 イカリの物語?トラウマ?
コン、どうしたんだ疲れた顔して・・・え、リアルヤンデレに遭遇?
お気の毒に・・・おい何だその目は
死因その他諸々を吐け・・・うーん何処から話せばいいのか
とりあえず死因は急性アルコール中毒だな
大学3年目の新入生歓迎コンパで一気飲みしててな、うん、それで死んだ
情けない終わりだったな
気がついたら水の国、霧隠れの里で生まれていた
血霧の里と呼ばれた時代に生まれおちて・・・辛かったな卒業試験・・・
物心ついたとき、あるはずの物がなくて錯乱してな、近所に住んでた雨由利さんって人が病院まで連れて行ってくれたのを覚えている
・・・連行といっても差し障りはなかったな
女になって本格的に絶望したのは、月の物がきたときだった
かなりきつい体質で下忍だった当時任務中に気絶しちまって・・・あぁ、子供産みたくないなーとか思ってた
微かに残ってる男としての意識が”私”をおかしくして、月経をとめる薬を服用し始めた
誰にも知られないようにこそこそ行動して、中忍になってしばらくたった任務中
スパイ容疑をかけられて追われる身となった
任務で渡すはずだった巻物をずっと持ったまま実家に助けを乞いに戻った
・・・干柿 鬼鮫、奴が実家の前に立っていた
今でも憶えている、鮫肌が私に迫る風圧と音、私の死など幾許の興味もない無慈悲な目、削られていく肉の感覚
握ったままの巻物が手から離れて、気がつくと私は草原に立っていた
何事かと辺りを見回し、異変に気付いた
体が幼少時のものになっている、服装までもがその当時の
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