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三個のオレンジ
第三章
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タリアなんだ」
「イタリアはオリーブですよ」
 またウェイターが気さくに言ってきた。
「これとガーリックがなければイタリアではないですから」
「話には聞いていたけれど」
「いいなあ、この味」
「そうよね」
 二人で目を輝かせてのやり取りだった。彼等はもうイタリア料理に魅了されていた。そしてイタリアにもだ。ローマの様々な観光地を回ってた。
 審判の口に手を入れる。そこでソーニャは笑いながら言うのだった。
「嘘吐きは食い千切られるのよね」
「だったら世の中の人間皆そうだよ」
 イワノフは笑って彼女に返した。

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