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IS<インフィニット・ストラトス> 可能性を繋ぐ者
モンド・グロッソ
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、俺を撃ったISに向かった
「お前も敵か!」
俺はスラスターを全開に吹かせ、
瞬時加速
(
イグニッションブースト
)
を行った
そして、俺が体を動かすよりも早くフェネクスは動いてくれた
向こうのISを地面に向かって蹴り飛ばし、ビームマグナムによる追撃
「ぐああああああ!!」
「...」
俺はすでに絶対防御が発動しているISに向かってビームマグナムを照射型で放った
その瞬間、感覚が引き延ばされた
全てがスローモーションでみえた世界
一瞬が一秒に見える世界だった
ーーそんなことをしてはダメだーー
ーーそのままでは過ちを繰り返してしまうーー
「え...」
俺は、誰かの手が形に置かれた気がした
その方向を見ると知らない人がいた
ーー俺と同じ道を歩んで欲しく無いーー
いや違う。俺はこの人を識っている
ーーそのマシーンは、ユニコーンはただ感情を増幅させるだけだーー
バナージ・リンクス、おれの遠い先祖様
ユニコーンの本当の担い手
ーー憎しみに囚われてはだめだ。そんなことでは、可能性を殺してしまうーー
でも、俺は。親父を....守れなかった。せめて、その償いを
ーーそれは違う。そんなことでは償うどころか後悔してしまうだけだ。もっと周りをよく見るんだーー
その声を最後に、俺はその世界から切り離された
ビームマグナムの弾が発射され、それがISを貫こうとした瞬間
「ふ!」
それを切った
立っているのは世界最強ーーブリュンヒルデーー織斑千冬
「正気に戻れ!お前、さっきと雰囲気が変わり過ぎた!!これ以上続けるというのなら...」
ーー剣に訴えてでも止める
そう言外に伝えていた
そういえば、あの剣ーー雪片にはある能力があったか
単一能力
(
ワンオフアビリティ
)
零落白夜、エネルギーシールドを無力化して直接ISに攻撃する力
それで斬ったのか
この時ようやく俺は気がついた。何時もの思考に戻っているということに
「いや...大丈夫です。すみません、ありがとうございます」
俺が構えていたマグナムを下げると、それが合図だったのかフェネクスはNT-Dを解除した
そして、ゆっくりと織斑さんの所に向かっておりて行く
向こうもこっちの"変身"が解けたことに安堵したのか剣を下ろしてくれた
そして無事に地面に着くとフェネクスは自分からIS起動状態を解いたのだった
「はじめまして、織斑千冬さん。俺の名前はクラルテ・リンクスと言います」
「ご丁寧にどうも。織斑千冬だ、弟の一夏を助けてくれて
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