暁 〜小説投稿サイト〜
IS<インフィニット・ストラトス> 可能性を繋ぐ者
モンド・グロッソ
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


元から俺がアナハイムに着いた時用にと用意していたのもあったらしいが

家もなんの不自由もないし、技術スタッフの人達も良くしてくれた

そして俺は一年間ISに関すること、ユニコーンタイプのことを必死に勉強した

そのお陰で操縦に関しては性能にも助けられているが国家代表クラスとまではいかなくともその一歩手前まで進歩した

デストロイモードも身体を鍛えたりならしたりした為、全力はまだ無理でも7割程度の出力でなら5分は持つようになった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「織斑千冬...凄いな」

俺は今第二回モンド・グロッソが開催されているアリーナに来ていた

モンド・グロッソ

近年ISは兵器としてではなくスポーツとしての一面も見せている

IS条約により防衛以外での武力活用が禁止されてからはISに競技用リミッターを付けてIS同士を戦わせるというのが流行っていた

そして、国家間で代表を出し、競い合うという所謂オリンピック的なものがモンド・グロッソだ

少し前に副社長(今はもう社長だが)が勉強になるかもしれないし見てこいと俺にチケットを渡してくれたのだ

第二回 モンド・グロッソはドイツで行われているので行きやすいというのもあった

そこで再び俺の運命を変える物と出会うとはまだ知る由もない


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「それにしても織斑千冬はやばいな。剣一本で決勝まで行くなんて」

『お前さんもフェネクスを使いこなせるようになればビームサーベル一本で勝てるさ』

俺はISのプライベートチャンネルのシステムを使った秘匿通信でアナハイム本社のフェネクス機付き長と話していた

「性能が違いすぎるでしょう、それで勝ってもおれの力じゃない。そうでしょう?アモンさん」

アルベリヒ・アモン それが機付き長の名前だ

フェネクスの設計にも一枚噛んでいたらしいので整備も的確。多少の無茶も受け入れてくれた

それの最たるものはビームマグナム二丁目の実装と連結システムの実装

ビームマグナムとはビームライフル約四発分の威力を持ち、それゆえ本来ビームライフルが15発撃てるエネルギーパック(Eパック)一個で一発しか打てない

そして、実装してもらった連結システムとは二丁のビームマグナムを連結させ、照射型ビームを撃てるようにしてもらったのだ

その威力は宇宙世紀後期の戦艦に搭載されていたメガ粒子砲並みで掠めるだけで撃墜できるだろう

といってもIS用に小型化されていて尚且つリミッターがかかっているからISのエネルギーを2/3位減らせるかどうかってところだが


閑話休題


『それを分かってるなら結構。これからも頑張ってく
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ