暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0800話
[3/5]

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と思ったのだが……まぁ、確かにあのヘルメットは色々と怪しいよな。さすがにサングラスと似たような物という言い訳は出来そうにないし。

『さて、長々と話させて貰いましたが早速紹介させて貰いましょう』

 そんな声が聞こえてきて、ふと我に返る。ようやく俺の出番だ。
 ここまで長かったな。20分くらいはあの政治家が話していたんじゃないか?
 マクロス世界初の出来事である、異世界に関しての演説をまかされているくらいなんだから、間違いなく新統合政府でも有力者なんだろうが……
 もしかして話の長さで選ばれたとかは無いよな?
 思わず溜息を吐きそうになるのを我慢しつつ、草原に用意された演説台の前に立つ。
 ちなみに、当然の事ながら現在の俺は20代の姿だ。さすがに異世界の国家の代表が10歳や15歳の外見だと色々と問題があるだろう。混沌精霊の姿を現そうものなら、プロトデビルンを知っている者ならまず間違いなくそっちを思い出しそうだし。

『異世界にある国家、シャドウミラーの代表、アクセル・アルマー代表です!』

 俺を紹介する政治家の話の中で代表という言葉が2つ続いているが、大統領とか首相とか王とか皇帝とか、そんな風な呼び名が無いからな。聞いてる方は違和感があるかもしれないが、代表で統一させて貰っている。
 ……いっその事、ネギま世界に習って大魔王とでも付けてみるか? まぁ、それはそれで面白いかもしれないが、間違いなくコーネリアやスレイ、エザリアやイザークのような頭が固い面々に叱られるだろう。
 多数の恋人がいるハーレム状態を許容しているのを考えれば、十分に頭は柔らかいと言えるんだろうが。
 ともあれ、そんな風に考えつつ演説台に手を置きながら口を開く。

「シャドウミラー代表のアクセル・アルマーだ。偶然からこのマクロス世界と俺達シャドウミラーは接触を持ったが、それがお互いに友好的な関係を築き上げられたのを嬉しく思う。先程の話にもあったように、シャドウミラーは幾つもの異世界、平行世界と交流を持っており、また新たに交流を持つ事が出来て何よりだ。これからもこのマクロス世界には良き隣人として付き合ってくれれば嬉しい」

 ここまで口に出し、言葉を一旦止める。
 そしてギャラクシーネットでこの映像を見ている者達がシャドウミラーに対して好奇心を発揮する為に……そして新統合政府からの要望にもあった件を口にする。

「尚、シャドウミラーが交流を持っている世界の中には、いわゆるファンタジー世界のような世界もある。そしてその世界にはファンタジーというからには当然だが、魔法という存在もある。……とは言っても、ただ魔法があると俺が言っただけでも信じられないだろう。それ故に、今ここで魔法について実演して見せよう」

 そう告げ、呪文を唱える。

『アリ
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