旧校舎のディアボロス
一章
第六話 友達助けられませんでした
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撫でてやった。そのあと朝食を取り黒歌の昼食の準備もして俺は学校に登校した。
◇――――――――――◇
そして放課後いつものように俺はオカ研へと向かった。
「サトシ、今日は貴方に小猫を手伝ってあげて欲しいの。今日小猫への依頼が2件も入ってしまったの、貴方にはその片方をお願いするわ」
「分かりました」
俺はそう言うと早速朱乃さんが転移用魔方陣を用意してくれた。俺はその陣の上に立つとすぐに転移を始めてくれた。ちなみに今の時間帯はもう外も真っ暗だった。
「悪魔リアスグレモリーの者だ召喚に応じた」
俺は転移するとそこは普通より少し大きな家だったが電気はついておらず代わりにテーブルの上にローソクに火が灯されていた。
「ソファに座ってるあんたが依頼者か?って聞くまでもないか…ソファ隣には人間の死体、あんたの首には十字架のネックレス…あんた神父だな?」
「へぇ〜悪魔くんにしては物分かりが良いではあ〜りませんか。俺の名はフリード・セルセン、とある悪魔祓い組織に属する少年神父でござんす。まあ、悪魔みたいな糞では無いのは確かだ」
「そうか、俺には俺の良く知っている悪魔よりも糞に見えるがな」
「ち、なめんじゃないよ糞悪魔さんよ〜」
そう言ってフリードと名乗る神父は懐から銃と光の剣を取り出した。
「光の剣か」
「そう、この光の剣でお前の心にぶっ刺してその後このいかす銃でお前のどたまにフォーリンラブしちゃいまっせ〜?ひゃっは〜??」
「悪いがお断りだ。ブーステッド・ギア!」
〜sidout〜
フリードは光の剣を振りかぶりながら悟志に突っ込んで行った。だが悟志はすかさずブーステッド・ギアを左腕に発動させフリードの攻撃を軽々しく避けた。そして悟志はそのままフリードの懐に裏拳を決めた。
「ぶへぇ!」
フリードはそのままよろめき後ろに後退しソファの背凭れに手を置いた。
「てめぇ糞悪魔のくせにいてぇじゃねえかよ!ああん!」
フリードは右手で腹をさすりながら苦し紛れの威嚇をした。
「フリード神父様結界はり終わりまし……きゃあああ!」
女性の声が聞こえ二人が振り返るとそこに居たのはアーシア・アルジェントだった。
「アーシア、なぜ君がここに…」
流石の悟志も動揺を隠せなかった。何故ならあれほど心優しいアーシアがなぜこんな惨たらしいところに居るのだと…だがその隙をフリードは見逃さなかった。フリードは手に持っていた光の剣を悟志に向けて投降した。悟志はあまりの動揺にその攻撃に対応出来ず光の剣で心臓に突き刺さり、フリードのもう片方の手に持っていた銃で悟志の頭を打ち向いた。
「サトシさん!サトシさん!フリード神父様、なぜこんなことを!」
「そおっか、そおっか、君はまだビ
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