第4話 へべれけとヒゲとの出会い 前編
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、一つだけ質問。先生は全属性使えるわよね?その中で得意な属性は?」
「へ?えーと、獣属性ですが……」
「なるほど、教えてくれてありがとねえ♪」
「はあ……」
それから買い物を済ませた俺達は店を出た。
「まさか……復活して帰って来てるとはね……」
誰もいなくなった部屋にメイメイの声が響く。
「記憶はないみたいだし、姿は先生に合わせてるみたいだけど……」
懐かしそうに目を細める。
「帰ってきたお祝いが出来ないのが残念ねぇ」
と酒を飲み始めた。
船
戻った俺達はスカーレルにへべれけの話をする。
この島ってつくづく変わり者が多いのねというスカーレルに対し、レックスは若干汗を流しながらあの人は飛びぬけて変わってた気がするけどと言っていた。
うん。あれはそこらの変人じゃない。
ヤードは二人の職業を当てたという話から特殊な力を持ってるのかもと。
まあ、確かになんか特殊そうって感じが。
……なんか懐かしい感じもしたけどこれは気のせいだろ。あんな変人会った事ないし、いくら記憶がないからって元の世界でもあんな奴出会ったら絶対忘れないだろ。
って考えてる間にソノラがあー早く私に銃を撃たせろーとか物騒な事言ってた。
この爆弾娘……トリガーハッピーの属性も持ってるというのか!!
俺の中の危険人物ランキングでソノラの順位が上がりっぱなしだぜ!
それから今日の授業の時間が来た。
ウィルの部屋で授業を聞く。
今日は戦闘の基礎について。
俺、武器は持てないけどな……
でも、武器って気になる。
接近、遠距離、間接型。俺だったら接近の剣がいいな。
元日本人としては刀に憧れるね。
シルターンは日本や中国に近い文化らしいからきっとあると思う。
ま、俺には使えないけどさ……虎だもん。
くわえるつっても体が小さすぎるし、この体で自由に剣が使えたらすごいと思うけど素人の俺にんな事できるわけがない。
てな感じで授業は終了。
暇になった俺とレックスは船内をぶらぶらしながら皆と話す。
話し終わった後は暇になっちゃったからまたメイメイの店に行く事になった。
メイメイの店
レックスがシルターンの占い道具に気がつく。
そこでメイメイの本職が占い師と発覚。うさんくせぇ……
それで、変な紙とルーレットを発見。宝くじと運試しらしい。
なんかに火のついたレックスが挑戦。ルーレットダーツの方。運命の輪っていうらしい。
俺もやってみたかったので紙の方をもらって挑戦。
爪でかりかり削る。
星が二つ。よっしゃ1等賞!
レックスは?……特賞だったよ。
「おおあたりぃーっ♪すごい、すごい見事命中、大
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