第7話 鬼の少女、新たな繋がりを得る
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あ……」」
ようやく自分たちの状況に気付いた二人は少々気まずい雰囲気を出しながら席に座りなおした
「ご、ごめんカナ…」
「す、すみません家長先輩……」
「ほら、そろそろ上条さん達が来る時間だよ?」
そうしていたら上条ともう一人、おとなしそうな女の子が姿を現し、美琴にとって久しぶりの再会になる千鶴を暖かく出迎えた
「千鶴さん!お久しぶりです」
「美琴ちゃん!会いたかったよ!」
二人は互いの手を握り合い、再会を喜んだ。二人の挨拶が済んだ所で改めて千鶴は他のメンバーに挨拶をする
「はじめまして。3ヶ月前に美琴ちゃんにお世話になりました雪村千鶴と申します」
「こ、これはご丁寧に、私はお姉さまの露払い、及び風紀委員を務める白井黒子と申します」
「私は白井さんと同じ風紀委員をしてる初春飾利です」
「どうも〜御坂さんの友達の佐天涙子でーす」
「私は美琴ちゃんのクラスメイトの家長カナです」
3人はそれぞれ頭を軽く下げて挨拶し、千鶴も挨拶する
こうして3人は千鶴の人柄に好感を抱き、すぐに仲良くなった。
白井と初春、佐天は千鶴の事を『雪村先輩』。カナは美琴と同じ『千鶴さん』と呼ぶようになった。
こうして上条を入れた7人は千鶴の歓迎会として公園やゲーセン等を歩き、クレープ屋で休憩することになった。
「あ、上条さん!私たち座れる場所を確保しますので7人分のクレープお願いしますね」
佐天は可愛い笑顔で上条にお願いするが本人は即座に反応する
「ちょっと待て!7人分ってそれ全部俺に奢れって事か!?唯でさえ上条さんは今月ギリギリの生活なのにここでお前らの分の金を払ったら上条さん明日から塩と水だけの生活ですよ!?」
「やだな〜上条さん冗談に決まってるじゃないですか!…………………………………………………………10分の1だけ(ボソッ)」
「それほとんど本気じゃねぇか!!」
「すごいですね上条さんいつも補習ばかり受けてる割には理解が早いですね」
「お前それバカにしてるよな!?明らかに年上の上条さんをバカにしてるよな!?」
「いやいやバカになんてしてるわけないじゃないですか〜私にとって上条さんはヒーローなんですよ?そんな上条さんをバカにするなんてありえませんよ。ただイジルのが楽しいだけですよ?」
「余計たちが悪いわ!!」
と、上条と佐天の口喧嘩……というより佐天の上条イジリが始まり白井と初春は『ああ、始まった』という顔で場所を取りながら二人を見守り、美琴は『いい加減学習すればいいのに』と呆れ顔でため息を漏らし、カナは苦笑しながら美琴と千鶴を連れて6人分のクレープを買いに行った。
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