第7話 鬼の少女、新たな繋がりを得る
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所変わって此処は常盤台中学の教室。其処に居るのは超能力者の御坂美琴。学園都市に7人しかいないレベル5の第三位で最強の電撃姫……超電磁砲と呼ばれる少女だがその御坂美琴は今………
「…はぁ………」
と、溜息を洩らし、上の空状態になっていた。その理由も三ヶ月前に知り合った少女……雪村千鶴が現在どうしているのか分らないのだ。一応上条と同じ学校に通っている事は分かっているのだが情報はそれだけなのだ。
普通だったら電話で連絡を取ればいいだろと誰もがツッコム所だが生憎千鶴と出会った時 彼女は自分の番号を伝え忘れ、千鶴本人も当然携帯を持っておらず一緒にいた上条は
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電話そのものを学生寮に忘れていた上に、番号を伝えていなかった。美琴本人はこれぐらいの事態は予想出来たため、上条にそのことに関しては全く期待しておらずさてどうしたものかと こうして物思いにふけっていたのだ
そんな美琴に声をかける生徒が一人
「あれ?美琴ちゃん。どうしたの?ため息なんかついて」
「ん?あぁカナ…」
美琴に話しかける少女は茶髪のセミロング、美琴より少々小柄の女の子
この少女の名は“家長カナ”…元々は東京の浮世絵町という町に住んでいた一般人だったが一年前に能力が覚醒し、それを制御する方法を学ぶために一人で学園都市にやって来たのだ。
そして能力は大能力者の念動力。能力が覚醒する前はただの中学生の生活を送っていたのだがある事件をきっかけに彼女は力を求めた。
−−−彼の力になりたい−−−
かつて自分を助けてくれたある少年に淡い恋心を抱いた。その少年は自分を助けてくれた後も命を懸けた戦いをずっと続けている。後にそれを知った少女は力を強く望んだ。
力がほしい…彼の力になりたい…彼の隣に立ちたい
日に日にその願いが強くなり、なんの運命か彼女に超能力が覚醒したが当初は異能力者だった。だからこそ彼女は力を付けるために単身 学園都市にいく決意を固めたのだ。そのために少年と別れたあの日…もう一度会う時は彼の隣に立てるようになるために彼に伝えた
「私…頑張るから。●●●君の隣を立てるように強くなって帰って来るから!」
彼女は少年にそう伝え一人……学園都市にやって来たのだ。そして転入した常盤台で美琴と出会い、すぐに意気投合して親友と呼べるくらいに仲良くなった
そして冒頭に戻る
「何かあったの?私でよかったら相談に乗るけど」
「う、うん。実はね……」
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