暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
突発ネタ集
Ex07.ハッピー ハロウィン(でも一部はアンハッピー)
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こと言わないでよ!? 私が悪かったから…そうだ今度一緒にごはん食べに行こ! ね?」
「……うん(コクリ」
「(やだ、ちょっと可愛いって思っちゃたじゃない)」

「タイムマシンドコダー」


一夏がコワレタため、彼を部屋へと送り解散となってしまった。


―――
――


『榊原先生、討ち取ったりぃっ!!!』
『エドワース先生撃墜!!』
『食堂のおばちゃんからプリンアラモード貰った〜♪』
『クッ、早苗ちゃんに逃げられたわ』

「流石は我が担任。俺たちの行動パターンは読まれてるか。さて、この時間になると悪戯回数の残量(ストックホルダー)も限られてるしどうしたものか…」

一人、屋上で戦況を聞く鏡也。
残された時間と手数でどう攻めるかを決めかねているようだ。

『どうします部長?』

「…残量零(フェイカー)を混ぜた大部隊で一気に決めよう。正面からは大賀の班、小林と木村は左翼から追撃、ホアとフルールは退路を断て、支援は香奈に任せる。残り時間はごく僅かだ。ここで決めるぞ!!」

『『『『『了解っ!!』』』』』


力強い返事が返ってくると同時に、唯一の出入り口から一人の少女が入ってきた。


「およ? 虚、仕事終わったん?」
「いいえ、流石にあの量は無理だから諦めて仕返ししてきたわ」
「…なるへそ。だから薫子の班とケインの班との連絡が急に途絶えてたのか」
「ええ、ちょっと勝手に借りてたわ」

どうやら楯無脱走してすぐに着替えて、先ほど上げられた二班を引き連れ仕返しをしてきたらしい。

「んじゃ、早速。トリック・オア・トリート、菓子をくれなきゃ悪戯するぜ」
「はいっ」

あっさりと包み紙に入ったお菓子を渡される。

「ちっ、ここに来るまでに消耗してると思ったのに」
「残念、人通りを避けてきたからそんなに減って無いわ」
「ちぇっ〜…」

心底残念と言わんばかりの表情を浮かべながら、早速貰った包み紙を開けソレを口の中に放り込む。
口に含むことでジワリと広がるカカオと甘み。
手作りであろうチョコを舌で転がしながらじっくりと堪能する。

「〜♪」
「……キョウ」
「んあ?」
「トリック・オア・トリート。お菓子をくれないと悪戯するわよ」
「はえ?」

いきなりの事でちょっとした隙が生じてしまう。
その気を逃がさんばかりに虚はカウントを始めた。

「10」
「短っ!? えっと…(ゴソゴソ」

「9、8、7、6、5、4、3、2、1――」

「って早っ!?」
「はい、時間切れ」
「はぁ、マジか、で何をすr――」


言い終わる前に塞がる唇

彼の唇を塞いでいるのは勿論彼女の唇

マウス トゥ マウス

身長差がある
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