暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
突発ネタ集
Ex07.ハッピー ハロウィン(でも一部はアンハッピー)
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い返事が返ってくる。
「そんじゃあ、“獲物を屠る”」
「「「「「イェェェェガァァァァアアッ!!!!!(バババッ!!」」」」」
数十の人影が空を跳んで行った。
―――
――
―
『イェェェェガァァァァアアッ!!!!!』
「ホホ、今年もやってますね〜」
一人、校舎をのびりと歩く老人。
学内で用務員のおじさんと知られる人物だ。
そんな彼に数名の女生徒が近づいていた。
「おじさ〜ん」
「おや、皆さんどうかなさいましたか?」
「「「トリック・オア・トリート。お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ!!」」」
「おやおや、これは困りましたね。今は持ち合わせていないのですよ」
「「「なら、悪戯だ〜♪」」」
「ホホ、お手柔らかに」
キャッキャッ、ウフフと楽しそうな光景。
そんな様子を楯無が生徒会室から見下ろしていた。
「……轡木理事長、楽しそうね」
「ええ、そうですね」
「あ、遠くから奥様(表向きの理事長)が嫉妬と羨望が混ざった視線を向けてるわ」
「流石に理事長や上級職員にそのようなことを出来るのはキョウたちくらいかと」
「……今、悪戯してるのが本物だって知ったらどんな反応するのかしら」
「多分、最初のうちは信じて貰えず、後に顔面蒼白で倒れるかと」
「だよね〜」
何とものんびりとした会話である。
「ってどうして私は生徒会室で書類と格闘してなくちゃいけないのよ!!」
「仕事が溜まってるからです」
「なんでよ!? こうなる前にちゃんとやってたじゃない」
「ええ、珍しくコツコツとやってくれましたね。影で皆が頭を打ったとか言ってましたよ」
「ひどっ!?」
初めて知った事実に驚きを隠せない様子。
「で、何で仕事が溜まってるのよ。事と次第によっては虚ちゃんの嬉し恥ずかしエピソードを脚色してばら撒くわよ」
「その前に【私と貴方の恋愛物語】、全723ページを公開します」
「ナマ言ってすみませんでした!!」
ズサーッと音が出るばかりの速さで土下座をする楯無。
上司とのしての威厳のかけらも無い。
因みに上記のは“第26話”を参照。
「それと、仕事の件ですが、教頭が今朝方急に今日中に出せと仰いましたので」
「っあのクソアマ!!! 脚止めか、脚止めね。去年の腹いせか!!!」
窓を全開にして叫ぶ楯無。
いつもの腹いせにと悪戯しまくった去年の光景が脳裏を過る。
あれ以降、地味に嫌がらせやら小言を言われ続けており、今年は去年以上にヤってやると意気込んでいたというのに…。
「お言葉が悪いですよ」
「でも…」
「せめてBBAでいいかと」
「虚ちゃんも大概よ!?」
どうやら怒っているのは彼女もらしい。
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