第三章
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「後の二冊も貸してやる」
「あっ、有り難う」
榮一はここでさらに二冊受け取った。見れば確かに表紙に発展編だの上級編だの書いてある。やはり胡散臭さは感じられるものであったが。
「じゃあ読ませてもらうよ」
「これで発明の才能は大丈夫だ」
アスタロトは彼に告げた。
「その彼女か」
「うん、彼女」
「御前が発明ができるようになればそれで来てくれるのだったな」
「間違いなくね」
「ではそれが成就した時にだ」
強引に自分から話を仕切るアスタロトだった。
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